過去ものの再掲載 2.

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ただ撮ればと言うものでは
 X線を読影する上でいつも問題になるのは「そこ」にあるかもしれないと最近思うようになってきました。重大な「そこ」の問題は、X線写真上に写された病気ではなく撮影されたフィルムの状態の悪さです。kVpやmAsそしてポジションが悪いことがあまりにも多い。動物のX線検査は実際の臨床をやっている上で大変なのはよくわかります。でも、綺麗に撮れるように努力もしないのはいかがなものでしょうか。もしかすると、どのようなフィルムがちゃんと撮影されたフィルムかわからないのかもしれないとも思います。
 読む方としては、送られてきたフィルムを、綺麗に撮れていないので読めませんと送り返すわけには行きません。しかし、確実にこちらから提供できる情報量は減ります。そして、アドバイスは範囲が広くなるためぼやけます。少なくとも取り直しをする努力をしてください。少なくとも飼い主さんがそのフィルムためにお金を払っています。
 「そこ」の問題を解決するのは勉強ではありません。撮り直しをする努力です。

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