日立アロカの超音波装置 Noblus

 今までいろいろとポータブルの超音波検査装置を見てきました。小さかったり軽かったりと、どれも大変ポータブルに適していました。でも、これらの装置は、ボタンやダイヤルなどの扱いやその他のものがポータブルを目的として作られていました。そのため、実際に使用するには、困難なことが多く、自分で使用するための超音波装置の選択は大変困っていました。
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多分ポータブルな超音波検査装置は、そのときの目的を設定しておいて、限られた検査を行うためのものであると行ったような目的には適しているようです。しかし、私のようにその場の状況に応じて使い方を変えるようなやり方には適していないように感じています。
このNoblusは、持ち運びを主な目的として作られていないようで、どちらかというと持ち運びはできるけど、診察室のデスクの上にのせておくことや、ある程度の施設の間で持ち運びができる程度なのかもしれません。そのため、まあ見た目はポータブルと言っても設置を視野に入れていると考えられます。
本当の意味でかつてのSonositeのように屋外での使用などには向いていませんが、他の動物病院を訪ねて行って、設置して使うには適している装置であると考えます。
デモ期間中はショルダーベルトを使用して持ち運びましたが実際には大きなアタッシュケースみたいなもの(下写真)に付属品含め収まるようです。ケースに入れて、電車や飛行機に乗ることも想定されているようです。
この中にプローブ3本とその他の諸々が入るらしい。ただプリンターは入らないらしい。
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Box01
Good:
モニターが大きい
装置のボタンなどの多くは通常サイズの超音波装置並み
画像もよい
部分的にタッチパネル
DVI端子で外部モニターに接続できる
専用台車にのせて使用しても収納時は結構コンパクトに収まる
Bad:
部分的にしかタッチパネルが使えない
本体にプローブ接続が1箇所
キーボードが小さい
以下は写真です。
モニターが大きい
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操作盤も良好
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折り曲げた状態、操作盤とモニターともに折り曲げられ小さくなる
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装置背(?)面 DVI端子と心電図、プリンター用USB、電源ケーブル
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装置左側面 USB2個
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追加写真
実際に使用するとこんな感じになります。
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