セミナー 第3回目 2014

 先日「基礎から一歩進んだ超音波実習セミナー」の第3回目を無事終了しました。これで今シリーズは終わりです。3回で十分に伝えきれなかったこともなくはないですが、とりあえず初めてこの「基礎から一歩進んだ」という題名でやったわりには、それなりの内容になっていたように思えます。また、実習を通して感じた反応などから、今後の課題がいくつか見られました。私が思っていたよりも単純なことだったりするのではないかと思うようになりました。
 3回目ともなると実習もうまく保定者や検査者の順番を変わったりできるようになってきて、参加した先生方同士もかなり打ち解けてきているように見られました。
 反省点は、大きく分けて講義部分と実習部分にあります。
 まず、講義部分では、症例数を増やして症例の中から学べるようにできるようする方が、参加者の興味を引いていいにように思います。ただこの方法はスライド数が増えて、ちょっと講義に時間がかかってしまうのが問題です。また、適切な症例を探す手間がなかなかないか、適切な症例でに出会えない可能性もあります。
 そして、実習部分では、使わしてもらっている動物の基本情報が少ないことがあります。本来ならば、少なくもデモや実習を始める前に使わしてもらう動物に超音波検査を行って、実際に目的とする臓器が見やすいのかとかあまりに異常な疾患を持っていないのかなどの確認をしておくともっとよい実習になったのではないかと思います。
 全般的に、質問も反応もよかったのではないかと思っています。あとは主催者が参加者に書いてもらったアンケートの集計結果待ちです。
Img_1781セミナー開始前の和みの時間
Img_1782実習中の熱心な参加者達 その1
Img_1783実習中の熱心な参加者達 その2
Img_1785実習中の熱心な参加者達 その3
Img_1784放置されたNoblus
このNoblusにはエラストグラフィー機能が搭載されていて、ちょっとだけデモでお見せして、時間があったらいじってもらおうと思ったのですが、ほとんどの先生は実習に熱心で、最後にちょっとだけ触っていった先生が数人いただけにとどまりました。ちょっと残念でした。
次はどのようにやったものか・・・。
ちなみに、このセミナーの主催は株式会社Life&Tail(http://life-tail.com/)でした。今回で2回ですがちゃんとやってもらえて安心して任せられます。