胃内の異物なのでしょうか?

先日の腹部超音波検査で胃の幽門洞にこのようなものが見られました。
異物でしょうか?
内心ドキドキで『異物なのか・・・異物ではないのか・・・』

そこで、
私「なんか食べてきましたか?」
飼い主「ええ、サツマイモを少々」
私「あ~あ、ナルホド。料理したサツマイモは超音波を透過するんですねェ」
ということで・・・。
本当に根菜類は調理すると超音波を透過するのか?
ただ、サツマイモが冷蔵庫になかったので、ニンジンとジャガイモで試してみました。水のかなに、調理した(少々の水をふりかけて、ラップに包んで電子レンジで2分ほど)ニンジンとジャガイモを未調理のものと一緒にどんぶりの中にぬるま湯につけて上からリニアのプローブで見ました。
結果は、ニンジンとジャガイモは超音波を透すことはある程度透すことがわかりました。
不均一に透過するあたりは、不均一な加熱や加熱によって発生したガスなどによるものである可能性があり、調理方法に問題がありそうです。水煮にすればもう少しちゃんと透るようになるかもしれません。
まあ、これ以上追求してもしょうがないかな・・・
以上でした。
Ninjin01
Jagaimo01

PCダウンの衝撃

 今年に入ってから、OfficeでMainに使用しているPCの調子が悪くなってきていて、HDDへのアクセスに時間がかかるようになっているようで、なんかをするのにも時間がかかるようになってきていて、それがあるときぷつっと起動しなくなってしまった。最初は、HDDが壊れたのかと思ったので、HDDを筐体から出して別のPCにつなげてみたら問題なくアクセスできた。
Img_2125壊れたPCの内部
確かに、HDDの一部は壊れていたのだが、修復されていて使用には問題なかった。ということで、実際に問題なのはメインボードかCPUかメモリーと言うことになった。「立ち上がるけれども遅いという症状」であった。通常CPUが壊れると起動しなくなるし、メモリーに異常が出ると起動しなくなるかなんかエラーが出ることから、壊れた可能性が高い。
現在使用しているCPUはCore2Duoで使用しているメモリーはDDR2なのでこれに適合したメインボードはもうすでに売っていない。仕方がないのでCPUとメインボード、メモリーを新たに購入した。kakaku.comで値段を調査して、3つの部品の安いところでそれぞれ発注して、合わせて弐万円ちょっとで構成できた。
CPUはAMD CPU FXシリーズ FX-4300 FD4300WMHKBOXで、メインボードは、ASRock 970Pro3 R2.0で、メモリーはDIMM DDR3 240pin PC3-12800 1600Mhz 8GB (2枚組4GBx2)(実はノーブランドなのでAmazonには売っていない)ということでした。
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さてこれを使って、約30分で組み立てられた。
Img_2116メインボード
Img_2118CPU取り付け
Img_2121メモリー取り付け
Img_2124CPUクーラー取り付け
Img_2126_2壊れた部分をケースから取り外した後
Img_2128_2新しく組み立てた部分をケースに固定
これで色々つなげてやく1時間で完成した。しかしここらがまた時間がかかって一番大変な部分で、OSやソフトのインストールが残っている。Windows7とOffice2010、Atokなどなど延々とインストールして行く。でも一番時間がかかるのは、Windows Updateで、延々と新しいUpdateがありますと表示されるのを待ちながら、通常に使えるようにあるまで約三日間かかった。
しかし、使用して数日、どうしてもうるさい。ファンの音がうるさい。せっかく閉めたケースのふたを開けて、ファンを指で触って、どのファンがうるさいのを調べると、AMD純正のCPUクーラーであった。仕方がないのでアマゾンで一番安く売っているファンを捜して購入した。取り付け約5分で、とても静かで快適に使用することができるようになった。
今回購入したCPUクーラーはこれ
GELID 【HASWELL対応】 シベリアン Siverian 格安CPUクーラー TDP82Wまで

とある動物病院の「飼い主様向けセミナー」

 先日(2014年2月23日日曜日)知り合いの動物病院主催の飼い主様セミナーでお話をしてきました。内容はもちろん画像診断です。なにせ飼い主様向けセミナーは初めてのこともあり、はじめ何を話していいものなのやらよくわかりませんでした。
そもそも、 画像診断そのものがあまり親しみのない分野なのでしょうから、まずそれについてお話ししなくてはなりません。また、人間と動物の体のカタチの違いなんかも話そうと思い
画像診断に使用される装置についても説明したい
目の錯覚についても・・・
ちょっと症例も・・・
なんて言っているうちの盛りだくさんになって・・・
とはいうものの無事に終わってよかったよかった。
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セミナー 第3回目 2014

 先日「基礎から一歩進んだ超音波実習セミナー」の第3回目を無事終了しました。これで今シリーズは終わりです。3回で十分に伝えきれなかったこともなくはないですが、とりあえず初めてこの「基礎から一歩進んだ」という題名でやったわりには、それなりの内容になっていたように思えます。また、実習を通して感じた反応などから、今後の課題がいくつか見られました。私が思っていたよりも単純なことだったりするのではないかと思うようになりました。
 3回目ともなると実習もうまく保定者や検査者の順番を変わったりできるようになってきて、参加した先生方同士もかなり打ち解けてきているように見られました。
 反省点は、大きく分けて講義部分と実習部分にあります。
 まず、講義部分では、症例数を増やして症例の中から学べるようにできるようする方が、参加者の興味を引いていいにように思います。ただこの方法はスライド数が増えて、ちょっと講義に時間がかかってしまうのが問題です。また、適切な症例を探す手間がなかなかないか、適切な症例でに出会えない可能性もあります。
 そして、実習部分では、使わしてもらっている動物の基本情報が少ないことがあります。本来ならば、少なくもデモや実習を始める前に使わしてもらう動物に超音波検査を行って、実際に目的とする臓器が見やすいのかとかあまりに異常な疾患を持っていないのかなどの確認をしておくともっとよい実習になったのではないかと思います。
 全般的に、質問も反応もよかったのではないかと思っています。あとは主催者が参加者に書いてもらったアンケートの集計結果待ちです。
Img_1781セミナー開始前の和みの時間
Img_1782実習中の熱心な参加者達 その1
Img_1783実習中の熱心な参加者達 その2
Img_1785実習中の熱心な参加者達 その3
Img_1784放置されたNoblus
このNoblusにはエラストグラフィー機能が搭載されていて、ちょっとだけデモでお見せして、時間があったらいじってもらおうと思ったのですが、ほとんどの先生は実習に熱心で、最後にちょっとだけ触っていった先生が数人いただけにとどまりました。ちょっと残念でした。
次はどのようにやったものか・・・。
ちなみに、このセミナーの主催は株式会社Life&Tail(http://life-tail.com/)でした。今回で2回ですがちゃんとやってもらえて安心して任せられます。

セミナー 第1回目 2014

今回、「基礎から一歩進んだ超音波実習セミナー」というのを3回でやることになりました。というかもう始めてまして、先週の1月12日(日)で第1回目が終了しました。
Seminar01
セミナー開始前は閑散としていましたが、ほぼ皆さん時間通りにいらっしゃいました。
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開始前に日立アロカからの装置の準備中です。今回は、α-7 ×1、α-6 ×2 (うち1台はα-7の17 inch モニター)、Noblus ×1 (実際には使用しませんでした) を持ってきていただきました。日立アロカさんありがとうございます。
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さすがに、スライドでの講義中は写真が撮れませんでしたが、講義も無事終わり、デモンストレーションをやって、各自の実習になりました。
何せ、1グループ3人という少なさで、1人でも休むと保定する人がいなくなってしまうので、このシリーズでは参加獣医師1人に対して獣医看護師1人無料となりました。
最初は緊張していたようですが、段々とこの環境やグループの先生方も慣れてきてなかなかよい雰囲気になってきました。今回協力していただいたワンコたちもよい子が多くてよかったです。
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反省点は、スライドの誤字などはいつものことですが・・・、テキストのバックをそのままグレーで出してしまったので、次回からはバックを白くします。そのほか細々・・・ありますが、まあこんなところでしょう。
次回もがんばるぞっと。

Elastography について その2

 さて、先のカップゼリーでは中身がフルーツばかりなので弾性が強いというより硬いのであまりエラストグラフィー向きとは言えないようです。
なにかいいものがないかと思い考えたのが、ナタデココ入りのカップゼリーです。
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と言うことで、まずパイナップルとナタデココのカップで確かめてみます。ゼリーとナタデココのエコーレベルは等しくほぼエコーフリーを示します。
Ee000_20130502131838
ここに、エラストグラフィーをかけると以下のようになります。
Ee000_20130502131823

周囲のゼリーは、赤から黄であるのに対して、ナタデココは青を示しています。
同じエコーフリーの物質でも弾性に違いがあることがわかります。
次に、ヨーグルトゼリーの中にナタデココが入ったものでは以下のようになります。
Ee000_20130502132715
周囲のヨーグルトゼリーのエコーレベルは高く、それと比較してナタデココはやはりエコーフリーを示しています。
ヨーグルトゼリーはエコーレベルが高いのに驚きました。
これにエラストグラフィーをかけてみると以下のようになりました。
Ee000_20130502132706

周囲のヨーグルトゼリーは黄から緑を示しているのに対して、ナタデココはほぼ青を示しています。そのため、周囲のエコーレベルの状態で弾性が判断できないことがわかります。
ゼリーは後日ちゃんと冷やして味わわせていただきます。実際には、ナタデココ単独の弾性を調べてみようかと思っています。実際に今回使用したカップゼリーはメーカーが違うためにナタデココの弾性も違っている可能性があるらです。実際に食べてみればわかりますかね。
日立メディコのページにエラストグラフィー(Real-time Tissue Elastography)についての説明が載っています。
http://www.hitachi-medical.co.jp/tech/based/us/rte/index.html
何となく感覚がつかめてきたように思えます。
これから症例数を増やしていければと思います。
ご協力いただければ幸いです。 (^_^;)

Elastography について その1

 今回購入した超音波診断日立アロカの「Noblus」には「Real-time Tissue Elastography」というものが付いています。現時点では獣医界ではあまり普及していないものである。医学でも使用は結構限られていているようです。
 実際私もよくわかっていないことも多く、感覚的または直感的に画像を理解するために、とりあえずいつもの方法で実験して見ました。
まず、いつものカップゼリー(\105-)。
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そして、エラストグラフィーのモードが使えるリニア型プローブであててみます。
Img_0623
リニア型プローブなので四角い画像が得られます。
Ee000_20130425144446
これに、エラストグラフィーモードにして、プローブでカップ表面を圧迫しカップ内部からの信号を得ます。そして以下の様な画像が得られます。
Ee000_20130425141217
ここでは、右に通常のB-modeの画像で、左にB-mode画像にエラストグラフィーを重ねたものです。領域内に示されたカラー表示でその領域内のものの弾力性がわかるというものである。カラー表示は、左端にあるゲージを見ると上から赤、黄、緑、青の順に並んでいて、上に行くほど柔らかく(弾力性に富んでいる)下に行くほど堅く(弾力性が少ない)なる。そのため、上の画像から言えることはゼリーは柔らかくゼリーの中のフルーツは堅いということがわかります。
ちなみに、左の画像の下にあるグラフのようなものはプローブにかかる圧力を示しています。適切な圧をかけているかがわかります。ここに正弦波(サインカーブ)のような綺麗な波形が描かれれば、安定したエラストグラフが得られるようです。ただ、カップゼリーで試してみてもなかなか思うようなグラフを得ることがきませんでした。練習なのか・・・。

では、弾性の比較として、ゼリー内の白桃(右上)と黄桃(左下)を比較して見ます。
Ee000_20130425143501

以上のように、白桃と黄桃では弾性に違いがないことがわかります。
まあ、フルーツゼリーではこの程度のもなのでしょう。
もうちょっと別の方法を考えて見ます。

日立アロカの超音波装置 Noblus

 今までいろいろとポータブルの超音波検査装置を見てきました。小さかったり軽かったりと、どれも大変ポータブルに適していました。でも、これらの装置は、ボタンやダイヤルなどの扱いやその他のものがポータブルを目的として作られていました。そのため、実際に使用するには、困難なことが多く、自分で使用するための超音波装置の選択は大変困っていました。
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多分ポータブルな超音波検査装置は、そのときの目的を設定しておいて、限られた検査を行うためのものであると行ったような目的には適しているようです。しかし、私のようにその場の状況に応じて使い方を変えるようなやり方には適していないように感じています。
このNoblusは、持ち運びを主な目的として作られていないようで、どちらかというと持ち運びはできるけど、診察室のデスクの上にのせておくことや、ある程度の施設の間で持ち運びができる程度なのかもしれません。そのため、まあ見た目はポータブルと言っても設置を視野に入れていると考えられます。
本当の意味でかつてのSonositeのように屋外での使用などには向いていませんが、他の動物病院を訪ねて行って、設置して使うには適している装置であると考えます。
デモ期間中はショルダーベルトを使用して持ち運びましたが実際には大きなアタッシュケースみたいなもの(下写真)に付属品含め収まるようです。ケースに入れて、電車や飛行機に乗ることも想定されているようです。
この中にプローブ3本とその他の諸々が入るらしい。ただプリンターは入らないらしい。
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Box01
Good:
モニターが大きい
装置のボタンなどの多くは通常サイズの超音波装置並み
画像もよい
部分的にタッチパネル
DVI端子で外部モニターに接続できる
専用台車にのせて使用しても収納時は結構コンパクトに収まる
Bad:
部分的にしかタッチパネルが使えない
本体にプローブ接続が1箇所
キーボードが小さい
以下は写真です。
モニターが大きい
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操作盤も良好
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折り曲げた状態、操作盤とモニターともに折り曲げられ小さくなる
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装置背(?)面 DVI端子と心電図、プリンター用USB、電源ケーブル
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装置左側面 USB2個
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追加写真
実際に使用するとこんな感じになります。
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最終回をおえておよび全シリーズと通して

とにかく、「超音波検査再入門」の最終回(5回目)が終了しました。最終日に欠席が2人なのはちょっと残念でした。力不足を感じます。
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 今回の「超音波検査再入門」は、心臓のドプラ検査およびカラードプラ検査でした。これを短時間で説明するのは結構大変です。本当に本来知っていなくてはいけないだろうなと思えることがたくさんあり、どこからどこまで含めるか悩んでしまい、ついつい講義中もそんな素振りが出てしまっているかもみたいな弱気の部分が気掛かりでした。でもまあ、心臓に関していろいろ言い出すとキリがなないので、まず第一歩としてやるべきはこれぐらいという範囲でお話したつもりです。(知らなくてはいけないことをほんの少しだけ、そして知っておいたほうが良いことは省いてしまいました。)事情があり、今までのようには実習犬が使用できず・・・何が何でもやっぱり実習犬は重要なポイントになります。
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 5回全シリーズを通して想ったことは、「事故などもなく無事終わってよかった。」ということです。そして終わってしまうと何とでも言えそうであまり言う気にはなりませんが、あえてなんかをいうと「本当にみんなの役に立ったのかな」ということです。こちらが提供したものが適切かどうかなんでなかなか判断は難しいのだと思います。気持ち的には「人事を尽くして天命を待つ」みたいな気分なのです。いやいや本当に人事を尽くしたかといわれると「ん〜、もちょうとできたかな」なんて思えてくるので致し方無いですね。
本当の参加した皆様お疲れ様でした。
メインのパソコンの電源故障のため写真は後日掲載の予定 2月4日写真掲載
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日立アロカの「Noblus」だよ。買おうかな。

2013年1月

明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって良い年でありますように。
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今年の初詣は何となく神田明神でした。
2013年があけて既に5日が過ぎようとしています。早く感じる人もいれば、ゆっくりすぎると感じる人もいるのでしょう。
毎年抱負なんてことを言いつつも、達成できたかどうだかわからないまま次の年へと変わっていってしまっていったいいつにちゃんとした反省をすればよいものかと思います。
とても吠える犬たちに正月を邪魔されてみたり、正月早々Wi-Fiルーターを落として見つかって拾ってもらって警察署に取りに行ったりと、良いんだか悪いんだかの年越しを毎年のように繰り返している。
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正月早々上野動物園に行ってきました。実はここでWi-Fiルーターを落としました。
今年の抱負というか目標は、「Webとソフトの強化」ということにしようかな。別にホームページを何とかということではなく・・・。詳しくは後ほど、なんか形になって来てからのになるでしょうか。(ならないかもしれませんが・・・)