アロカフェアー2010の追加

追加と言うほどでもないですが・・・
今回もらったUSBメモリーの写真
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ちゃんとアロカって書いてあります。4Gです。まあ容量は十分です。持ち歩くには小さくて良いのですがなくしそうですね。ストラップもついていましたが何となくフェミニンなかおりがして・・・。
「このUSBメモリーはアロカの装置専用なんだ」とか言って使うと結構受けます。
アロカさんありがとう。
今回で、アロカフェアーは4回目ぐらいでしょうか。それども5回目になるのでしょうか。2年ごとにやっているのでもう10年近くたつのですね。始めていったのは交通会館でしたね。オマケもペンケースか長財布だったような気がします。
でも、ALOKAの超音波装置の出会いは大学生の時だったのでもう20年近く前でした。メカニカルセクタ型プローブとリニア型プローブ(通常のお弁当箱みたいなものと大動物の直腸検査に使用するようなもの)でした。夜な夜な教授室の裏手から出しては、いじっていたのを思い出します。何とも昔のことですね。ハードコピーはサブモニターをポラロイドで撮影するようなものだったと記憶しています。今ではお話しできないようなものなど色々あてました。アメリカ留学中でもSSD-500V(だったかな)を馬の屈腱などで使用していました。当時では7.5MHzのマイクロコンベックスなんてちょっと画期的だったのです。後々になって他の会社もだしますが・・・。
思うと結構長いつきあいになるものなのですね。
これだけ長いこと色々とやっていると、まあ、「やっぱり営業さん達とのつながりが重要なのだな」と思うことが多い今日この頃です。

アロカフェアー2010

2010年7月18日(土)うだるような暑い昼どき、アロカフェアー2010に行ってきました。
場所は有楽町の東京国際フォーラムのホールBの5階で、1階からエスカレーターで延々と上がっていくとやっとの事でたどり来ました。
まあ受付にたどり着いたときには、時間的にも宮林先生のライブレクチャーの途中だったのであきらめて、上の展示場へふらふらと更にエスカレーターを上がっていくといきなりばったりと知り合いの営業さんと出くわす。営業さんの一人に案内してもらいながら展示場内を1周して、コーヒーもらって一休み。
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まあ、超音波検査装置に関してのトピックはprosoud F75ですね。一応これはα10の上位機種となっているらしい。
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売値は現時点ではα10の2倍行かないぐらいと言われていました。何が良いだろう・・・。多分画像が綺麗なのでしょう。まだ、認可が下りていないらしいことと、現時点でプローブが3本なので十分に活用することはできない・・・ということ。でも、操作盤とモニターが本体からアームで伸びてきていて、結構自由に動かせるというのは新しいですね。PhillipsやGEなどの装置ではモニターのみが自由に動くものがありましたが操作盤が動くのは良いとおいました。これで、床から70cmぐらいの高さ(いわゆる事務デスクと同じ高さ)まで下げられると言うことでした。ベッドサイドでもOKかな・・・。よくわからないけれども。まあ、ICUなどで床に寝てあてるときには少しは良いかもしれません。
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っと F75 に関してはこれぐらい。それにしても F75 という名前は覚えにくいですね。由来を聞くのを忘れたね。
あとはα6に小動物でよく使われる7.5MHzのマイクロコンベックスがつくようになったことと・・・SSD-3500を含め値段が安くなったかもしれないことでしょうかね。あとは覚えていないや・・・。
でももちろんiPadは外せるわけがありません。DICOMとサーバーなどを利用して・・・・。まあ現時点ではあまり関係ありませんね。
そういえば、SSD-3500より下位の機種はなかったな。もう売っていないのかな。α5もSSD-4000もなかったな・・・。時代の変化は早いものですね。
α6のマイクロコンベックスの画像が早くみたいものです。どこかデモ先を探さなくては・・・。誰か買わないでしょうかね。

Amazonのプロダクトクラウドウィジェット

いろいろなものがあるもので、プロダクトクラウドウィジェットと言うものがあります。ウエッブサイト上の言葉を拾ってクラウドを作ってくれるというものです。いったいこのブログ上ではどのようなクラウドになるのか興味がわき作ってみました。

Cassiopeia

Cassiopeia カシオペアと読みます。
カシオペアと言えば・・・
星座、JR寝台特急、Fusionのバンドがあります。
で、私が気になるのはFusionのバンドのカシオペアです。懐かしいですね。大学時代にはお世話になりました。野呂一生さんのご実家のご近所に住んでいてお知り合いでもある(本人談)大学時代の私の友人が特に好きで、しょっちゅう聞かされていたので聴くようになったと言ったところです。
なぜ今更カシオペアかと言うと、向谷実さんの名前をなんとツイッター(@MinoruMukaiya)で見つけたことにありました。いやいや最初は米国でのiPad発売を祝って下北沢にあるデジタルステージという会社に、デジタルマニア的な著名人が集まって座談会を行っている様子をUstreamで生中継を行った時に、途中参加してきた変なおじさん(ごめんなさい)が向谷実さんであった。話の中で向谷さんはUstreamで自分のライブを生中継しているらしい。早速探してみる。実際に、以前目黒で行われたライブのビデオを見ることができた。また、最近では作曲編曲の状況を自分のオフィスからUstreamで生中継してツイッターで意見交換などをしながら曲を作ると言うことまでやってしまって、その局を最終的には録音や編集の状況までUstreamで中継してしまったのである。
いやまだまだ続いている。
とにかく、すごい人である。
で、かつてのカシオペアの曲をまた聴きたくなってきた今日この頃なのであった。
頭の中には流れているだけどね。
左右に揺れながら
ンパッ、ンパッ、パッ、パッ、パッ
って感じ。
でもその頃のバンドや曲が芋づる式に懐かしくなって聴きたくなってきてしまう。
Square(Tがつく前)とか高中正義とかね。スペクトラムなんていうのもあったっけ。
てっちゃんまだCDある?
んー、CD買うか・・・

超音波装置のインターフェース

とてもおこがましいこととはわかっていますが・・・。
超音波検査を仕事にしているとどうしても超音波検査装置についていろいろと言いたくなることが多いものです。装置の中身については様々な要因で仕方がないとしても、操作パネルとモニター、プローブぐらいははちょっと言わせてもらいたくなります。
 この部分は、人と装置の接点いわゆるインターフェースですね。この部分があっていないと長時間の検査がつらくなるし、あまり使いたくなくなってしまいます。確かに昔の装置はその辺はあまり積極的には考えられてなかったので、自分が装置になれて行くかありませんでした。まだ、超音波装置の性能が低く適用が狭かったときはそれほど苦にならなかったのかもしれません。しかし、現在は、多くのことに使用されるようになってきて、宜多くの人が超音波検査装置を使うようになり、多くの時間を超音波装置と過ごさなくてはならないとなるとやっぱり自分にあった装置がほしいと考えるようになるのだと思います。現在の電子技術ではかなり多くの部分をコンピューターとそのオペレーティングシステムにまかしていることを考えると、操作パネルの部分はかなり自由になると考えます。これに関しては作る側(メーカー)のポリシーなのでしょうね。ポリシーをちゃんとわかってもらえばどの装置もそんなに悪くはないと思います。でもやはり、ある程度はカスタマイズできることは重要なのだろうと思います。例えば、フリーズボタンとプリンターボタンの位置とかね。いろいろな装置を使っているとついつい目が泳いでします。あとカラープリンター用のボタンなども含めてね・・・。
 モニターは・・・。まあモニターは、こちらは選べないですね。やはり仕方がない。私から言わせてもらうと、私は目に年齢を感じてきているから大きい方が良いに決まっているのですが、必ずしもそうとは限りません。
 で一番ポイントになるのはプローブなんでしょうね。プローブはカスタマイズできません。いやお金を払えばできると思います。でも結構な値段になってしまうのでしょうね。でも、プローブは手で作っているはずだから、あまり無理を言わなければ・・・。
 プローブの形状は、特殊である必要はないとも思います。手に治まりきる大きさで、長すぎず、短すぎず、小さすぎず、大きすぎず、丸すぎず角張らすぎないというのが今言える理想的な形状ということなのでしょうね。そして、プローブは必ず想定外の使用方法というのは常に考えておく必要があります。「これは握るように設計されていません。」なんているのはだめだと言うことでしょう。まあ本当に特殊な用途であるものは別かもしれません。
 もう一つ重要なのは、先端の超音波の出るゴムっぽいところ(音響レンズだったり保護層だったり)いずれにしても皮膚との特に動物の皮膚とのコンタクトが良いいものがいいですね。こればっかりは実際に動物の皮膚にあててみないとわかりにくいことだったりしますね。しかも、装置である程度修正されることも知っておく必要があります。でも、この部分の質が良くないと毛がちょっとでも挟まるとアーティファクトでひどい画像になってしまうこともあります。
 プローブの性能もめざましく進化しているは言うまでもありません。進化するとそのメーカーも形状が似てくるのは仕方がないことなのでしょうね。実際に多くのメーカーの装置の筐体の形状も、本体と操作盤、モニターの3部構成になってきていますしね。
 そんなわけで超音波検査装置選びはプローブということになるのかもしれません。獣医業界で使用されるプローブは7.5MHz以上の中心周波数を持つ10から20Rのマイクロコンベックスがです。多分これが腹部検査では最低限必要になります。リニア型プローブはプローブの性能差はあまり多くはありません。通常は、装置の差となります。セクターに関しては心臓で研究し尽くされているのでしょうが、5~7.5MHzぐらいを中心周波数としたものが必要になります。これは、装置によってドプラ法に対する特性に差があるので実際に比較してみなくてはいけません。通常の新しい装置であればそれほどの差はありません。超音波装置を選択するポイントは通常使用される7.5MHz以上の中心周波数を持つ10から20Rのマイクロコンベックスでの勝負ということになります。
 いろいろ超音波を比較するときはインターフェースが重要であると言うことですが、なかでもプローブが一番のポイントになると思います。

漫画作成

ついついサボっていたブログもそろそろ更新が必要かと思いつつ・・・。
漫画を作成しました。
とはいっても自分でかけるわけもなく・・・。セミナーで役立つようなものがないか、探していたらこんなものを見つけました。
マンガグリル
あるいはVectorでマンガグリル
これは至って簡単に漫画を作ることができる代物です。
Photo
これはPCインストールしてからものの15分でキャラクターの作成からこの上の漫画の作成までできてしまった。
このキャラクターは自分に似せたつもり・・・。orz
でも簡単にできます。JPEGフォーマットや掲載しているように動画GIFなんかにでも保存することができます。
便利な世の中なのですね。

結局5月はブログ更新なし

5月は何かといろいろあったせいで、ブログ更新ならず。
ツイッターのせいではありません。世の中では何かとツイッターを始めたためにブログ更新ができていないという言い訳を聞くけれども、私の場合ブログに書く内容とツイットする内容は違っているつもり・・・
まあ更新できなかったのは本当ですね。
近所の自然写真(意味なし)
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大哺乳類展

先日、大哺乳類展(陸のなかまたち)に行ってきた。国立科学博物館(上野)である。朝は9時からやっている。通常の美術館なんかは10時からなのにね。展示は動物の剥製や骨格標本などから自然保護、そしてエコといった今流行の展示方法(何でもかんでもエコにもっていく)である。まあ、自然保護やエコなんかは小学生に展示に来てもらう体の良い言い訳でしかないわけでどうでも良いのあるが、久しぶりに犬や猫以外の骨格を見た気がする。
骨格標本がいろいろと置いてあったエリアには、各種メジャーな動物の骨格標本があった。それにしても象って本当にでかいのですね。足などでさえも全く通常のX線検査はできないね。どの動物か覚えていないけれども野生動物(動物園の動物かも、骨格形状は熊かなんか)の橈尺骨の遠位に骨増生が見られて手根関節の関節炎がある(それともその動物種特有の変化か?)のかなんて言うのも見られたりして、別の意味でおもしろかったりする。
剥製が置いてあったエリアでは、レオポン(ヒョウとライオンのハーフ)など珍しいものが多数あった。オーストラリアのフクロ○○○なんかがあったりまあ楽しめた。(○○○の中にはシマリスや猫、モグラなどいれておけばOK、なんかフクロがつけばオーストラリア)しかし、なぜか多くの熊や肉食獣の顔が「ガオー」って顔になっていてちょっと意味がわからなかった。「いつもそんな顔してないって!」と突っ込みたくなる。
今回は下の子の子守担当のため写真なし。「もういこうよー」の連発だ~。それに、「肩車は危険ですのでおやめください」だって。
この展示が終わると「大哺乳類展 海のなかまたち」ということである。また行くかな。どちらかというと海獣好き・・・。

シカゴの動物園のCT

シカゴの動物園の動物病院にはCTがあるらしいですね。はっきりって日本の動物園のレベルでCTを保有してる施設はないと思います。多分アメリカの動物園は多くの部分は寄付で成り立っていると思われます。そのため、よいパトロンを持っていればよい施設を作ることができるという物ですね。アメリカは寄付に対しては非常に良いこととされていて、税金面でも社会的な地位的な意味でも優位になることができるシステムが作られている。ニューヨークのブロンクス動物園もしかり、それと提携している、マンハッタンにあるAMC(Animal Medical Clinic)でも同様の多くの経営資金は寄付でまかなわれているわけです。まあこの寄付という制度にも善し悪しがあるとは言えるかもしれない。というのは、寄付をしている企業あるいは個人の言いなりになるまたは優遇しなくてはいけなくなると言うことでしょう。でも、それで消費者に対して十分なサービスを行うことができるというのであれば有効であると言うことができるのでしょう。日本ではなじまないけれども、この寄付を投資におきかえたら日本でも理解を得るかもしれないし、うまくいくのかもしれない。
zoo uses new CT scanner for animal imaging (http://www.auntminnie.com/index.asp?Sec=sup&Sub=cto&Pag=dis&ItemId=90175&wf=1)

ブログアップよりガジェット

いろいろと時に流されてー
とか言っている内にブログアップする時間がありませんでした。そもそも「何でブログやるの」とか言う話はいいとして・・・。
最近Twitterにはまりきらない程度にやっているもののやはり情報を検索したり読んだりしている内に時間がどんどん流れていきます。ほとんどつぶやいていません。
でもまあ、そんな中でおもしろいWeb Siteを見つけました。
ものごごろ(monogocoro) http://www.monogocoro.jp/というサイトです。このサイトは、いろいろ最先端技術やガジェットなんかを紹介しています。ついつい、新しもの好きな私として時間のたつのを忘れて見入ってしまいます。「こんなの見ていたら仕事になりませんわ」という感じです。
中でも医療系でおもしろかったのは以下の3つです。
傷の回復を早める吸引治療用ポンプ(Hand-powered Suction-healing System)
http://www.monogocoro.jp/2010/04/15/hand-powered-suction-healing-system.html
ポータブルな皮膚ガン治療器(Ambulight PDT)
http://www.monogocoro.jp/2010/03/17/ambulight-pdt.html
傷口洗浄システム(DermaStream™)
http://www.monogocoro.jp/2009/12/17/dermastream.html
興味ある方はどうぞ・・・

まったく日本のお医者さんたちは・・・

なんと「CT診断を格安・中国へ下請け…(http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100406-OYT1T00656.htm)」と言うことになっているようです。
いったい何がどうなっているのやら・・・。画像診断に関わる獣医師としてとっても情けないと言うしかありません。安いからと言う理由からだと日本に放射線科医(画像診断)が育たなくなってしまうではいですか。まあ、どの科でも医師不足は問題なのかもしれませんが、画像診断は人数がいればという問題ではなく、時間のかかるとレーニンを経てやっと一人前の画像診断医になることができると思いますが・・・。いったいどんな人たちが読んで着るのだろうか?日本の先生が絶対に診断を外さないなんて言えないけれども、やはりちょっと不安が残る。このサービスを使用している病院名を公開してほしい。

超音波検査装置のWebサイトについて

超音波検査装置のWebサイトを見ていていつも思うのだけれども・・・
なぜかプローブについてのページがないかあるいはほとんど無い。不思議です。いや無いわけではないのかもしれない十分に説明されていない。プローブなんて説明するまでもないのかもしれない。
通常、家電やPCのサイトを見てもオプションなどはちゃんと載せているし、何がオプションであるかとかも十分説明されている。エラストグラフトかECGとか・・・。
というか何で「トランスデューサー」なんて言い方を未だにしているのでしょうか?「トランスジューサー」とか「プローベ」も何となくしっくりこないと思います。でも日本の超音波学会では、「トランスデューサー」の使用を推奨しています。でもこの話は余談です。
プローブの選択は医学ではそれほど重要ではないのかもしれないですね。人間という大体同じ大きさや形状を対象としているのでそんなに問題にならないのかもしれないですね。
個人的な意見として、プローブは検査する人と装置、患者さんを結ぶ重要な部分であると考えています。これがちゃんとしてないとその会社の超音波検査装置はだめだめと言うことになってしまいます。というかプローブがちゃんと作れない会社は超音波検査装置を作る会社としてはよい会社だとは言えないと思います。「装置はいいだけれどもね・・・。」という会社がいくつかあります。
あと売っている装置の比較表なんてあると非常によいのにちゃんと作っている会社は少ないですね。同じ会社の装置でもランクがあり、それぞれの装置でできることや付属するプローブ、オプションなどをわかりやすく表なんかにまとめておいてくれると非常に説明するときに非常に役に立つと思います。
以下は日本で売っている超音波検査装置の会社のwebサイトです。コピペも可。
アロカ
日立メディコ
東芝メディカルシステムズ
島津製作所
GEヘルスケアー
持田シーメンスメディカルシステムズ
フィリップスヘルスケアー
メディソンジャパン
ソノサイトジャパン
フクダ電子
本田電子
コニカミノルタ
パナソニック(東芝)
テラテックコーポレーション
これ以上探せません・・・。

極小動物用超音波診断装置

こんなのあったんだ!
小動物用の超音波診断装置 (http://www.nepagene.jp/catalogue/np60r.htm)はいかがでしょうか?会社はネッパジーン (http://www.nepagene.jp/)という会社でバイオテクノロジー系の会社です。
と言うか眼科領域の超高周波を利用した超音波診断装置は結構あるけれども、用途を小動物に限定したことはすごいと思います。技術の進歩はかなりものなのか、今まで技術の応用なのか実際に使用してみないとわかりません。これを買ってどうこうとは思わないけれども、こういう装置が作れるようになったと言うことはすばらしいと思います。
このような小動物対象で問題になることは、高周波数のプローブと皮膚とのコンタクトだと思います。実際に、獣医業界では毛が生えている動物が対象であることがほとんどであり、それとうまくつきあわなくてはいけなくなります。もちろん毛を剃るというのは一番の方法ではありますが、やはりそれでは飼い主への対応が十分であるとは言えないと思います。中には毛を剃ってもらいたくない飼い主は結構多いものなのです。まあ有無を言わさず剃ってしまう施設もありますが・・・。
このような装置のようにレアな用途ものは、通常値段はとっても高いと想像します。買うんだったら三台目の装置としてでしょうか・・・。買わない?

Dual-energy CTはすごい

Dual-energy CTは管球を二つ持つCTのことで獣医業界では普及していません。(いやいるかも・・・!)利点は簡単に言うと二つあります。1.2倍の早さで撮影することができます。2.2つの管球のエネルギーを変えることでX線の質を変えてより2種類のデーターを得ることができ組織解像度を上げることができると言うことあります。
さて、これは通風の緊急時の撮影にこのDual-energy CTが役に立ったと言うことなのです。通常のCTいわゆる今のマルチチャンネルのヘリカルCTでは診断ができなかった慢性の通風を診断することができたということですね。多分この場合、上の利点の2.方の利点である組織解像度の向上が役に立っていること言うことみたいですね。
一般的には微細な石灰化などの発見に役立っているようですね。早く値段が安くなって獣医業界でも持っている人が出ないかと期待しています。
以下参考までに・・・。
American College of Radiology / American Roentgen Ray Society
Dual-energy CT accurately diagnoses gout in acute, emergency settings
A medical imaging technique called dual-energy computed tomography (CT) is an effective and reliable way to diagnose gout in the acute, emergency setting, according to a study published in the April issue of the American Journal of Roentgenology (www.ajronline.org). Dual-energy CT is an advanced medical imaging technique that can detect vessels and bones and display them in clear contrast to one another. It enables physicians to diagnose many patients’ conditions faster and more accurately as it can better characterize tissue composition better than conventional CT.
Gout is an extremely painful kind of arthritis that occurs when uric acid builds up in and around the joints. “Doctors often use clinical features to diagnose gout, however many other diseases can mimic or coexist with it and conventional imaging techniques like X-rays, ultrasound, and conventional CT are not specific enough to facilitate a diagnosis,” said Savvakis Nicolaou, MD, lead author of the study.
The study, performed at Vancouver General Hospital in Vancouver, BC, included five cases in which the diagnosis for gout was made or excluded on the basis of dual-energy CT. “In every case, conventional imaging techniques were used before applying advanced dual-energy CT technology, however we were not able to make a diagnosis based solely upon those findings,” said Nicolaou.
“To our knowledge, dual-energy CT is the only imaging method described to date that can confirm the diagnosis of topheceaous (or chronic) gout with high accuracy,” he said.
“Dual-energy CT is an exciting problem-solving tool that can reliably diagnose the presence of topheceaous gout, therereby expediting patient treatment, potentially reducing the burden of chronic complications associated with gout,” said Nicolaou.
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This study appears in the April issue of the American Journal of Roentgenology. For a copy of the full study or to request an interview with Dr. Nicolaou, please contact Heather Curry via email at hcurry@acr-arrs.org or at 703-390-9822.

USTREAM

USTREAM(ユーストリームという、以後UST)はパソコンに接続したカメラとマイクを使用してライブ放送を行うことができるものである。このライブ放送を視聴しながらツイッターやチャットもできる。YouTubeは10分ちいう制約がありライブではない。目的が違うのである。
さて、このUSTは誰でも簡単に放送を行うことができる。
で、実際にテストしてみた。ノートPCにEmobaileを接続して、それにCannonのIXY M5をUSB接続してフリーソフトのUSTREAM PRODUCERを立ち上げてログインすると、もう放送が開始できる。
ネット環境が良くないので細切れになってはいるが、十分見ることができたのはすばらしいことである。
すごすぎる。
Ustreamproducer
さて、ここまでである程度の環境があればネット放送をができることがわかった。次は何をするか!!である。
ぜひお試しあれ・・・。たとえば、パピー・パティーのストリーミングなんてね。

そしてTwitterは

結局、現時点でTwitterは私にとって「はまる」ものではありません。つぶやくことがありません。忙しいとかではなくそんなに興味がないのかもしれません。
とか思っていたけれども実際には、誰でもあえて「つぶやく必要はありません」ということ。仕事や遊び(時間つぶし)のツールとしてしようルことができるのである。
ただ、やはりオンタイムで、情報のクオリティー(質)やリライアビリティー(信頼度)に関しては一切保証はないものの、皆さんが発している情報はすさまじい量であることは確かです。使い方次第では情報収集には最適であると言える。
そして、このツイッターを応用して広がるネット上の情報交換などはすさまじいものがある。単につぶやくことだけではなく、情報の発信や情報交換にも適しているツールであると言うことらしい。
会社内で限定で使用する方法もありなのでしょう。社員がつぶやくことで会社の状態を知ることができ、お互いの意見などは非常に手軽にできると言うことがいいと考えます。まあ各社員がPCにいつもオンラインあるいは仕事しながらみることができる状況ならかなり有効なものとなるでしょう。緩いつながりの仕事などでもできる業界ならだいじょうでしょう。そう言った意味では、病院や動物病院などの我々の業界ではちょっと使いにくいかもしれません。
とにかくここには膨大な量の情報がある。とてつもない情報をどのように選び出すかが重要な鍵となるのである。どっかの大臣も言われていたように情報の信頼度が不安定である。
どの人の発言を選択するかは自由であり、いろいろと自由である。
少なくともこのツイッターを利用してしったこととしてツイッターを利用した動画配信サイト Ustream http://www.ustream.tv/ がある。非常に簡単に上質なライブ映像をネット上に流すことができるのである。詳しいことはまた後ほど。
もう一つは、Evernote http://www.evernote.com/about/intl/jp/ 。これは情報クリッピングソフトとネット上のサイトをかなりシームレスに使用することができるものである。
ということで、私とツイッターのつきあいは続くのである。
そういえばこの間、知らない人に「インテリぶってません?」なんて突っ込まれました・・・。すみませんが返す言葉がありません。少なくともぶってません。
最後に「初めてのツイッター」というツイッターを楽しむための4つの方法が書いてあるページがあるので参考にして。

うつ病と画像診断

うつ病が画像診断でわかるようになったと言うことが今結構話題になっているようです。使用される画像診断は「光トポグラフィー」???ってなに!
光トポグラフィーは、近赤外線スペクトロスコピー (NIRS: near-infrared spectroscopy)が正規名称らしいです。日立メディコが光トポグラフィーという名称に対して商標権を持っているようですね。開発したのが日立メディコらしい。まあいずれにしてもこの装置は赤外線を利用して、脳の前頭葉の血液内のヘモグロビンを観察し、血流量を計測することを目的としていて、これだけで70%はうつ病が診断できるらしい・・・。出てくるのは血流分布の画像?グラフ?日立メディコのホームページに詳しい解説が載っています。
でも、画像診断ではないような気がする。よくわからん装置を何でも画像診断にしないでほしい。
うちらの業界では内視鏡も画像診断だって・・おかしいよね。まあ放射線科が外科の一部と言うところもあるぐらいだからね・・・。
うつ病と光トポグラフィーに興味ある人はPDFがありますのでどうぞ・・・「depressionNIRS.pdf」をダウンロード

CAD

通常CADと言ったら Computer Aided Design あるいは Drafting あるいは Drawing のことでコンピュータ支援設計のことです。でも、最近の医学領域での CAD と言ったら Computer Aided Detection あるいは Diagnosis のことで、コンピュータ支援診断のことです。
乳腺の超音波検査は知っていると思われますが、診断がちゃんとできるようになるにはある程度経験が必要です。まあ、このことは超音波検査全般について言えることです。
でも、乳腺の超音波検査をCADで精度を上げることができるらしいのです。でも、経験を積んだ人が検査した場合は精度は変わらない(上がらない)とも言われています。
このようなCADはやはり乳腺のように限られた臓器なのだと思われます。医学ではやはり1臓器という見方が行われるかもしれません。まあ、そもそも動物で乳腺の超音波検査は行われません。
動物のデータの蓄積や形状や大きさ、種類の多様性を考えると動物への応用は無理そうですね。 Me Assisted Diagnosis (MAD) なんてね。
超音波検査の教える身としては、心臓や眼、脳以外は1臓器のみの超音波検査は推奨していません。たまに、泌尿器系なんて言って、膀胱と左右腎臓で終わりにすることもありますがこれは通常継続的な観察の時だけにしています。
CADではないですが超音波検査のセミナーで実習をやっている時に「超音波検査装置が臓器の場所や名前を教えてくれたいいのにね」なんて言われてしまいます。(実習中は私が後ろに立ってアーダコーダ教えている。いつも私が後ろに立って教えてるわけ行かないので自分でやれるようになってくださーい。)実際にそのレベルまで超音波検査装置の性能が向上?するまでまだまだ時間がかかるとは思いますが、このぶんだと少しずつそちらの方向へ向かっているのですかね。

USB超音波診断装置

こんな物もあったんだ!
Noteusbus
USB接続の超音波診断装置
Voyager (Ardent Sound Inc.) 英語
Voyager (ライフサイエンス コンピューティング 株式会社) 日本語
買った医師のブログ(ごめんなさい。勝手にリンクしています)
もう知っていたらごめんなさい。見た感じコンベックスのプローブしかないみたい。10Mhzのコンベックスだったら動物でも使用できるかな。でも、何かこのメーカーの別の装置には高周波数のリニアのプローブがある様子。いずれにしても、カラードプラやドプラはついていない様子。
値段はいくらなんだろう?
50万円ぐらいなら買うかな。そもそも買わないかなー・・・。