Web Log

Web
 Blog とは Web Log のことである。いわゆる個人のインターネット観察日記のようなものである。でもその日記のようなものに、掲示板やトラックバックなどの機能があるのが特徴である。詳しくは1.2.など参照して。
 このBlogを始めてから少し経つが、Blogとは本来はWebを参照して話が始まるのが本当のやり方なのだそうだ。自分のBlogをみてみると、そんなにWebを参照してない。あまり参照できるような画像診断の話がないのである。もちろん新しい機械の話は日々更新されつきない。しかし、実際に世の中にはX線検査や超音波検査などの診断を仕事としている人のBlogがないのである。日本の画像診断医はぼやかないのである。
あえて画像診断という意味では
医用画像トータルコンサルティングのエムネス
遠隔画像診断てれらじ庵
ROCKブログ ”医用画像情報について語ろう”
画像診断としてはないよね。

胃の二重造影

Doublecontrast
 アドバイスではするものの胃の二重造影はなかなかやってもらえずちょっと寂しい思いをしてしまうことがおおい。胃の二重造影は、胃の内部の状態を把握する上で比較的手軽だし超音波検査(超音波検査で見えるのはほんの表面だけであとは内容物で隠れてしまう)に勝る方法であるといえる。胃の二重造影はそれほど難しくはない。私は胃の二重造影にバリウムとコカコーラを使用している。犬猫はゲップが下手だしね。とても手軽なので試すといいと思う。用量などはここで書くと問題があったときに困るので各自で直接問い合わせてね。
 で、こんなことを話しているときに「コーラってカフェインが入っていて犬とかに問題にならないのでしょうか?」と質問された。ちょっと「ハッ!」と思った。コーラのカフェインが問題になる可能性があるなんて考えもしなかったのである。個人的にコーラ好きだしね。(正確にはコーク) そこで調べた結果”Caffeine Content Of Popular Drinks”というページを見つけた。よく調べたもので各種日本にないドリンクも含まれている。ここで、コカコーラは12-ounce(缶ジュースの大きさ、換算すると354.882356 ml)あたり34.0 mgであるという。そんなにおおくない。むしろペプシの方が37.5 mgとおおい。では、犬のカフェインに対する中毒量は”The Registry of Toxic Effects of Chemical Substances の中の Caffeine の項目”に載っている。犬で経口でのLD50は140 mg/kg である。猫の経口での最少致死量は100 mg/kg とのことである。通常で大型犬でも1缶全部のませることはないし大丈夫そうだね。めでたしめでたし。一件落着!!でも各ドリンクに含まれる炭酸の量を調べる方法はないのでしょうかね?そうすれば、どのドリンクを使ったときは用量はどれとかいえるのにね。
写真はバリウムとコーラを使用した胃の二重造影で、胃の粘膜がちょっと荒れてますかね。この犬も日々ストレスが多い生活をしているのでしょうか。