WindowsパソコンでiPad をサブモニターにする方法

あちらこちらの病院を訪ねて仕事をしていると、空き時間にX線検査や超音波家検査の報告書などを書かなくてはいけないことがあります。そのため、そのような状況になる可能性がある場合には、パソコンを持ち歩くようにしています。使用しているのはWindowsパソコンです。かれこれ30年以上Windowsパソコンを使用してので今更変えるつもりはありません。画像診断をしているけれども・・・事務所には、Mac miniとOsirixとHorosはあります。

さて、携帯性を重視して14型モニターのノート型PCを持ち歩いています。単にWordsなどで文章を書くのは問題なく使えます。X線検査や超音波検査などの医用の画像を見ながら、報告書を書くのには、14型モニターを二画面表示するのはちょっと見えづらいものです。今ではサブモニターなる商品があり、USB-Cなので接続するとモニター用の電源なしで表示することができて、勝手が良さそうです。ただ重そうだったり、かさばったりしそうです。

いつも本や雑誌を読んだり、正常なX線検査や超音波検査の画像を表示したりするためにiPad miniを持ち歩いています。これをサブモニターとして使用できないかと探してみました。

結構いろいろある中でも、今使用しているソフトは二種類あります。WiFi接続する方法とUSCケーブルで直接接続する方法があります。

  1. WiFiで接続

● spacedesk

これはwifi使用して接続する方法です。どのwifiでも接続できるわけではなくセキュリティーなどの条件で接続できないこともあります。wifiの速度や使用するPC・iPad の性能によってはもっさりした動きになり、使いにくいときもあります。

使用するためにやることは2つ、iPad あるいはiPad miniに、App Storeからアプリをインストールします。そして、ノートPCにもアプリをインストールします。

同じWiFiを利用している状況で、Windowsパソコンでアプリを起動時し、iPad でもアプリを起動すると同期が始まり利用できるようになります。PCでモニターの設定をして、サブモニターの設定(ディスプレイ設定>表示画面を拡張する)をして、モニターが上手く拡張できるように設定します。

iPadでアプリを起動した時の画面

  1. USBで接続

● XDipsplay

これはUSBで接続して使用します。多少のもっさり感はありますが安定して利用できます。有線なのでケーブルが必要となります。使用するPC・iPad の性能によって使用感が変わってくるようです。

使用するためにやることは2つ、iPad あるいはiPad miniに、App Storeからアプリをインストールします。そして、ノートPCにもアプリをインストールします。

同じWiFiを利用している状況で、Windowsパソコンでアプリを起動時し、iPad でもアプリを起動すると同期が始まり利用できるようになります。PCでモニターの設定をして、サブモニターの設定(ディスプレイ設定>表示画面を拡張する)をして、モニターが上手く拡張できるように設定します。

iPadでアプリを起動した時の画面