2005年の締めくくり

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 2005年もそろそろ終わりですね。お世話になった方々や懇意にしていただいた方々にお礼を申し上げます。来年はよりいっそうよい年であるようにとお祈り申し上げます。
今年は忘年会が少なかったこともあり家族と過ごす時間をいつもより長くとることができました。皆様お気遣いいただきありがとうございました。
年賀状はまだ宛名を書いていません。お正月にはつかないと思います。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
来年、といっても明日からですが、なんかいいことがありそうな気がしています。しかし、この正月休みは長く時間をとったつもりですが、未だに仕事に追われて結局休みになっていません。久しぶりにゆっくり寝られると思ったのにね。多分今日一日も仕事をこなすことになりそうです。
今年やろうと思ってできなかったことややり残したことなどをあげるときりがない。でも、厄年の割にはよかったと思う。今思い返すと本当にいろいろあった1年でした。とくにプライベートで・・・
文章がまとまって無くてごめんなさい。実はちょっと酔っています。
来年も皆様にとってよい年であるように・・・
追伸 :
全く関係ないけどミルコ・クロコップがブログを書いている。いくらブログがはやっているからってなんでミルコ・クロコップまでもがなんでなんでしょう?それにしても、なんて日本語が上手なのでしょうか。

テンプレート替えてみた

テンプレートを替えてみたので、もうすこしは楽しく書くことができるかな。書くことが楽しいのかというと本当はどうなんでしょう。何で、ブログなんて書くのかなんて聞かれても困るけど、まあ何というか頭の整理に役立っている様に思います。皆さんもお試しあれ。
ミジカ!!
そういえば先ほど自分のホームページをあけてみたらカウンターが1000になっていた。

X線読影のお勉強

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 最近つらつら思うに、今までのX線読影の教育方法は十分ではないのではないか。基本的な読影の方法として、1.X線写真の判定(撮影の状態や動物のポジションなど)、2.異常所見の発見、3.鑑別リストの作成、4.プランの作成といった流れがある。この部分で1.の部分は努力次第でどうにかなる。しかし、2.の異常所見の発見の部分が問題になる。ここの部分を教える時は典型例や特殊例といったようなものを中心にほんの数症例を見てもらうだけになる。しかし、例えば心臓性の肺水腫の基本となる写真を見ても典型例や特殊例だけでは多様な状態を示す心臓性の肺水腫の写真を理解するには十分ではない。で、考えたのがほんの数症例を見せるのではなく数多くの症例を見せて解説していくというもの。典型例でも特殊例でもなくいつも見ている通常の症例を数多く見せて解説していく。そうすれば多分嫌でもそんな症例に「慣れる」あるいは「理解できる」、「開眼する」のではないかと思う。「Heavy Load作戦」とでも言いましょうか。相手が消化不良で知識の下痢を起こすくらいの圧倒的な症例数で押しまくる。居眠りして起きても「まだやっているよ」みたいな。実際にどれぐらい見せれば有効なのかフィルムの解説をどれぐらいまですれば良いのかなど考えるときりがない。でもこれの欠点は、相手がついてきてくれそうもないと言うことなのでしょう。
 現実問題、必要な時間や集めなくてはいけない症例数など不確定な要素はいくつかある。本当に効果あるかどうかさえもわからないけれどやってみる価値はあるかな。
ちなみに写真はホッカイロを食べたっていう症例
寒さが厳しい時節、ホッカイロの扱いには注意しましょう。食べても問題はないようです。でも塩分が多いって書いてあるけど・・・
鉄粉はきれいに写りますね。

2日目のセミナーを終えて

 超音波セミナーも2日目を腹部1を終え次の腹部2へと進んでいく。果たして役に立っているのだろうか。以前であれば「まあこんなものでしょう」といえてたけれども、最近では「本当にこれで良かったのか」と悩んでしまう。わかってくれているのか。あんまりリアクションがないのではかりかねる。リアクションがないのも、もっぱら私に原因があると考えるべきでしょう。
 講義では一通り流してやったのの、やはり十分に納得のいくものができていない。今でさえ、あそこやここやなどと手直しがしたくなる。特に講義をやった直後の方が、手直ししたい部分があちこちに出てくる。時間が経つにつれて「まあいいか」なんて言ってしまう。でも直前になって、あれもこれもまたやりたくなって時間がなくなって結局「まあいいか」なんてなってしまう。
 今更悔やんでも仕方がないので、次にかけます。次は、副腎や膵臓などである。細かい部位を見るだけに実習犬が重要なポイントになる。

2日目のセミナーを前に

 とにかく人前にたつのが嫌いだ。嫌で嫌でたまらない。食欲も落ちる。動悸がおさまらない。落ち着かない。こんな私がセミナーをやっているのだからたまったものではない。一気に体重が減るとまでは行かないまでもたまに一食抜いてしまいたくなる。しかし、やらなくてはならない!!!
 さて、超音波セミナーの2日目であり内容は、腹部の1回目である。今回の目標ははちゃんと臓器を出せるかと言うことにつきる。ちゃんとした目的とした臓器の画像が得られればまず最初の一歩はOKである。次は、そこにどんな変化があるのかを見つける。そしてそれがどんな変化なのかを考える。そんなに難しくないと思う。より多くの時間を実習にさいてゆっくり楽しみながらやっていこうと思う。
So bare with me, please.

ビール Full Sail Amber Ale

fullsail
 日頃から、ビールをよく飲む。最近では国産のビールでそれほどのこだわりもなくおいしくいただいている。ビールという分類の中には、結構複雑で日本ではLagerはよく聞かれるが、それだけではなくPilsnerやAle、Pale Ale、Dark Ale、Stoutなど様々であり、違いは発酵の仕方で上面発酵や下面発酵などの発酵の仕方などで決まっている様子である。調べるときりがないので、興味ある人は各自で調べて。でも、分類自体もあまりはっきりとしていない様子でなのである。ここで重要なのはおいしいかどうかではないか。アメリカで飲んでいたビールで好きなもの順次あげていこうと思う。
 アメリカで一番お世話になったビールはフルセイルのアンバーエイルである。フルセイルは、オレゴンのHood RiverにあるBreweryである。でも行ったことはない。ここで作られるビールは季節ものがあったりするので基本は4種類でアンバーエイルはここの代表のビールである。最初このビールを飲んだときはあまりおいしいとは思わなかった。しかし、何回と無く飲んでいるうちにやみつきになってしまった。色は濃い赤茶色で泡も薄茶になるぐらいの色であった。アメリカのバーなのでビールのそそぎ方に気をつかってくれるわけではないけれど泡はとてもくりミーであった。味は、甘さとスパイシー(シナモンのような)をもってほどよく苦みがあるような感であった。においは強くはっきりしていた。決して安いビールではなく、私がいた町のよく行っていたバー(Rico’s Tavern)でタップ(タンクからそそぐいわゆる生ビール)で16オンス(約 460 ml になる)で5から6ドルぐらいであったと思う。当時は金曜日の夜9時ぐらいからレジデントやインターンが集まって2から3杯ぐらい飲んで帰るというのをよくやっていた。ビリヤード台も2台あった。おつまみといえばポップコーンぐらいのものでピザなんかは勝手に出前をとって届けてもらってもよいという気楽さであった。でも、ピザの出前は面倒なのでみんなは軽く夕食をすませてからポップコーンをほおばりながらビールを飲んでいたものである。このビールは瓶でも売っていて町の主要なスーパーマーケットで買うことができたので困ることはなかった。パーティーなんかに招かれたときはこのビールを持って行ったものである。
 古き良き昔で結構自分も歳をとったという気になってしまう。古いことばかりいっていても仕方がない。このビール、実は2005年の世界のビール大会で賞をとるっているようだ。さらに、アメリカに行ったビール好きな人もおいしいと言うビールである。しかし、残念ながらこのビールは日本では飲むことはできない。輸入されていないのである。何とかできないものか。こんなものは個人輸入できないのかしら・・・