MOなんて

Mos とっても古い超音波検査装置は、まあいいとして、未だ中堅として使用されている超音波検査装置(特に日本のメーカーで)での外部記憶メディアがMOなのである。MOは、PC関係では最近ほとんど見ることはない。メディアでさえも普通のお店では買うことができない状態である。MOを読むためのMO Driveなんていったいどこで売っているのかというほどもってのほかである。まあMOはMacで言うところのZIPやJAZZ driveといったところか。
 そのようなわけでこの仕事をしているとどうしてもMOドライブを手放せないでいる。おかげで1台のDesk top PCにはSCSIが装備されていて、内蔵型のMO driveを使用している。SCSIなんてインターフェースだって現在はほとんど使用してない。もう1台はSCSI-USB変換して外付けのMO driveがついている。(けど遅い) そのようなわけでこれらを維持するのはちょっと面倒なのである。しかしながらMOは非常に特殊なものであるらしい。この技術は信頼性および耐久性があるということで、日本の公官庁や出版業界で浴しよされていたらしい。そういった意味でも使い勝手?がよいと言うことらしい。この様にMOは世界的に見ても日本だけであるらしい。確かに、外国でMOは見つけられなかった。約15年前ニューヨークに行ったときにノートPCとMOドライブをもっていったけれども、MOのメディアを探すことはできなかった。そう言えば、友人は50枚の未使用のMAC用のフォーマットをした230MBのMOを2009年の福袋でもらった。非常に怒っていたので、私がもらい受けた。でもWindows用にフォーマットし直さなければ使用できないので面倒なのである。まあでも無料で50枚手に入っただけでも良いとしましょう。でも邪魔だったので、結構知り合いの先生にあげてしまいました。私の場合、記録と言うよりはセミナー等で使用する画像がほしかったので必要なものだけハードディスクにコピーして後は消去して使用しているので、本当は2~3枚あれば十分なのである。
 そもそもMOはMini Optical discなの?いえいえMagneto-Optical discということらしい。いわゆる光磁気ディスクである。MOは最高で2.3MBのものまであるものの、通常超音波検査装置で使用できるMOの大きさは640 Megabyteである。それでもfloppy diskの1000倍であるが、Gigabyteが当たり前の今では小さい小さい。もちろんほとんどの装置ではMOへの動画の保存はできない。動画の保存方法は、そのような装置では外付けのVHSのテープデッキだったりして。もし少し気が利いていてもS-VHSなのである。最近ではhard-disc recorderなんて言うものを使用している人もいる。
 今の超音波検査装置はいいよね。そもそもハードディスクがついていて、とりあえずそこにどんどん静止画や動画を落とし込むことができる。通常は検査全体の動画を流し込むことはできないけれども4秒間ぐらいの動画なら入れることができる。そして、検査が終わったらUSBメモリーをポチッとさせばすぐに認識してもらってそのUSBに画像や動画を移すことができる。もっと楽に記録できる方法はないものか・・・

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