LOGIQ-eのデモ

先日LOGIC-eをデモしてからちょっと時間がたってしまいました。しかし、せっかくなので記録と記憶をかねて書きます。
やはりなんと言っても2月、この業界は静かです。やっと時間がとれました。やはり獣医師はこの時期にいつもできない読書なんて良いですね。
さて、GEに連絡を取ってから約2ヶ月でデモにすることができました。
LOGIC EはGEの提唱するユビキタスの超音波検査装置と言うことで、持ち運んで目的の場所で超音波検査を行うことができるというものです。
ユビキタスとはWikiによると
それが何であるかを意識させず(見えず)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことです。
LOGIC eは、本体は昔のノノートパソコンのようなものであり、特にNECのノートパソコンを彷彿させる形状をしています。カタログの表示には、375(W)×287(D)×66(H)mmで4.6kgということでした。それほど大きくはありません。重くもありません。プローブもデモさせてもらったものは非常に軽くできています。これならば、電車で持ち歩いてもそれほど問題はありません。まあ、昔のノートパソコンと同様にACアダプタは大きく重いのですが別に苦になるほどではありません。
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正面は何もありません。後ろは、アナログVGAの出力とドッキングステ-ションとのコネクタ、Ethernet、電源コネクタのようです。右側はUSB×2とヘッドフォン、ファンの穴、バッテリー、HDDのスロットのふた?がありました。左側はプローブのコネクタとファンがありました。
そして、あけてみるとやはり、ノートパソコンのようなできです。まあ多少ボタンなどが多いです。
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さて、使い勝手は、LOGIQ BOOKと基本は同じです。B-modeやM-mode、ドプラ、カラードプラへの変更は左のダイヤルの上にあります。ボタンへの反応はそれほど悪くはありません。それぞれのモードに対応したメニューがモニターの下部に出てモニターの下にあるダイヤルボタンで選択や調整できます。連続波ドプラやパワーモードへの変更もこのボタンで選択できます。
この装置はいろいろなことがUSBで接続するために、プリンターはもちろんECGもUSBで接続するそうです。(今回は残念ながらECGのユニットを持ってきていただけませんでした。
ただ、付属するプローブはGEの他の装置に付属するものと同じでGEの他の装置を使用している人なら違和感はないと思います。コネクタの端子形状は違うと思います(多分)。
GEのマイクロコンベックスのプローブである8Cはこの手のプローブでも良いと思います。特に、過去のGEのマイクロコンベックスに関してはコメントできません。
画像はLOGIQ BOOKとそれほどは変わりないような気がします。また十分に使い切れていないこともあり、思ったような画像を得ることができませんでした。GEの営業の人に言わせると「大学の先生に見てもらって調整してもらわないと・・・」みたいなこと言われてしまいました。武蔵境辺りの大学でしょうか・・・?K先生?
とても軽く持ち運べるのでとても良いのですが、今ひとつ画質が納得できない部分もありました。操作感は慣れれば問題ないと思います。あとは値段も関係ありますね。
持ち運ばない人にはほとんど関係ないのかもしれません。持ち運ばなくても場所をとらない(しまっておける)という意味では、非常に良いと思いますが、やはり超音波検査装置は出しっぱなしにしておいて、気軽にあててほしい装置だと思います。(できることなら、電源入れっぱなしでお願いします。)

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