このブログ、移植前はニフティにあったのですが、移植のためダウンロードした時に画像が別だってことに気付かず、ニフティのブログを削除したため、残念ながらありません。
PCのどこかにはあるのだと思いますが、探すのが大変で諦めています。
そのため画像はないということで・・・
このブログへのQR CODE
スマホでこのQR CODEをカメラなどで読み取ってブログへアクセスしてみてください。
ココログからWordPressへ
なんだかニフティのホームページサービスが訳のわからないことになっているために、いろいろ調べた結果、広告も入らない自分のレンタルサーバー(さくらネット)の変更して、ブログもWordPressに変えて、引っ越しをしました。
パスワードがたくさんありすぎたり、IDもホームページサービスが別物だったり、結局アクセスに時間がかかるようになってしまってホームページを変更することさえもやりにくくなってしまったのです。
なんだかんだ言ってても、「最近ブログなんてアップしてない」とか思っていたけれども、とうとうこれでニフティともお別れしてしまいそうです。
20年近くもニフティを使用していて、留学中にはお世話になっていて、愛着はあります。ニフティサーブどからNiftyとなる間もずっと使用してきたのですが(なんだかマグカップまでもっている)、最近今一つ使い勝手が悪くなってきたので、もうそろそろいいのかと思い解約を考えています。
なんとなく、Niftyには時代を感じますね。
X線グリッド につて
X線グリッドとは、「ブレンデ」とか「バッキー」とか呼んでいる人もいますが、正式な名称はX線グリッドでいいと思います。
このX線グリッドとは、カセッテの上に載せて使用する板状の物です。この役割は、X線検査時に発生する二次散乱線を防止して、一次X線のみのクリアーな画像をつくるための物です。構造は簡単なもので、X線を透さない薄い鉛の板とX線を透すアルミや紙、木など薄い板を、向後に並べ、窓のブラインドと同じよう一定の方向からの光(この場合一次X線)を通すことで、生体にあったって生じた散乱線がフィルムへ到達しないようにしているものです。
「ブレンデ」とは、X線グリッドの別名でありますが、X線グリッドをさして呼ぶ呼び方としては一般的ではないかもしれません。「バッキー」という言葉は、X線グリッドの分類の時使われる言葉で、リスホルム・ブレンデ(静止形)とバッキー(ブッキー)・ブレンデ(移動型)という分類の時にこれらの言葉が使用されます。
使用するときは、撮影する対象物が10cmより厚い時となります。これは生体の厚みが厚くなるほど散乱線を発生するため、許容できる厚みが10cmということです。ただし、10cmを超えても、骨関節や頭部の撮影には使用しない方が良いと考えます。
ここで注意して欲しいのは「10cm以下の部位には使用する必要がありません」という表現より、「10cm以下では使用しない」という方がよりかも知れません。そのため「10cm以上の部位にグリッドを使用しましょう」という考えの方がよりと思います。グリッドを使用しないで済むならそれに越したことはありません。せっかく撮影したフィルムに細かい線が入ってしまうからです。
近ではDR(digital radiography)やCR(computed radiography)が普及してきて、グリッドなしでもコンピュータ処理によって散乱線が補正されて、より良い画像が得られるようになりました。 また、得られた画像が人の目でも見やすくなるようグレースケールの修正やエッジなどの強調も行われていて、時にX線フィルムではあまり見られなかったものが見られるようになっています。(詳しいことはまた改めて)
一番の問題点は「X線グリッドを使用すると線が入る」と言うことです。骨格や関節の細かい構造を見るためにはこの線が邪魔になります。そのため、グリッドを使用して撮影された場合、関節周囲の細かい骨変化や骨の骨膜反応などが確認できないこともあり、正確な読影ができないこともあります。
「散乱線を減らすためにはX線グリッドは必要ですが、骨関節や頭部の撮影には使用しない」と言うことをお忘れなく。
※ 2022/10/12修正
参考HP:
http://www.jichi.ac.jp/usr/radh/admnradh/kennsyu3.htm
以下の本も参考にしてください。
超音波検査方法の学び方
超音波検査は、他の画像診断と違い、患者に対して実際に検査を行っている人が自らその場で診断を下していくという特殊な検査であると考えます。そのため、検査している人の技量や知識、経験などのよって、結果が変わってくることが多い。
この特殊な検査方法は、学ぶのは結構難しいものであると言えます。一番良い方法は、やはりちゃんとした先生について学んで行くものであるとおもいます。しかし、そのような方法で学ぶためには時間もお金もかかり、実際に限られた人のみが許された方法であると思われます。
そこで、時間があるときに、ネットである程度の知識を得ていくという方法はとても、有効な方法であると考えます。
そこで、まとめサイトで、できる限り時間を有効な方法で学べそうなサイトをまとめてみました。
サイトがなくなったので現在制作中です。
私にもできた! 無料で超音波検査を勉強できるサイト
http://matome.naver.jp/odai/2143218131347747101じつはこのNAVERでの「まとめ」サイトで何かまとめなるものを作ってみたくて作ってみたというのが実情ででした。
エラストグラフィについて
エラストグラフィーは医学では乳腺腫瘍にはじまり、肝臓や腎臓などでも活躍されています。
残念ながら獣医学ではそれほど浸透していません。
きっかけで、エラストグラフィのついた超音波装置を持っているので、何か活躍できないかと模索しています。
皆様にもエラストグラフィの理解を深めてもらおうと思い動画を作ってみました。
スパイナル針と動物用エコー針の比較
針穿刺によって目的部位の臓器や組織の細胞を採取する方法をFNA(Fine Needle Aspiration)あるいはFNB(Fine Needle Biopsy)と言います。使用される針は、通常の注射や採血に使用する皮下針であったり、カテラン針、スパイナル針などがあります。個人的には、内針がありベベル(針の先端)の形状などからスパイナル針を使用しています。理由は、まず内針があると目的部位まで針先端をふさいでくれるので、他の細胞が入って来にくいような気がする。(あくまでも個人的な意見です。) また、針先端の形状も皮下針のようにサーベル状ではないため、臓器内に入れたときも無駄に組織に損傷を与える可能性が低いと考えるからです。(あくまでも個人的な意見です。)
このFNAやFNBで採取されるサンプルは、細胞のみであり組織しては採取することはできません。そのため、診断は細胞診というレベルの判定になり、確定診断ができることは多くはありません。
さて、仕事柄このFNAを超音波検査下で行うわけですが、いつも使用しているスパイナル針だとベベルのみが見えるだけで、時に針がどこに行ったわからなくなることあります。そこで、最近発売された、動物用エコー針というものを使用してみました。
動物の針穿刺バイオプシー(FNA)に使用するユニシスの動物用エコー針(23G・70mm)とテルモのスパイナル針(23G・70mm)をカップゼリー(たらみ)を使用して比較してみました。
準備したのは、超音波装置(Hitachi Aloka Noblus)とエコーゼリー、スパイナル針(23G・70mm)、動物用エコー針(23G・70mm)、カップゼリー(ローソン たらみ ミックスゼリー)です。
2つの針の間に中にエコーゼリーをたらして見ます。
左がスパイナル針で右が動物用エコー針です。やはり動物エコー針の方が針自体を確認でき安心感があります。スパイナル針はベベル(針先端)のみです。
針の角度を変えてみました。
左が動物用エコー針で右がスパイナル針です。動物用エコー針は問題なく確認できますが、スパイナル針はより見づらくなっています。
でも、動物用エコー針で輝いて見える場所と実際の針の場所には少々ずれがあるように見られます。ずれていることがわかっていれば問題ない範囲であると思われます。あとは針の値段ですね。
youtubeに長いバージョンをUpしておきました。興味ある方はどうぞ・・・
胃内の異物なのでしょうか?
先日の腹部超音波検査で胃の幽門洞にこのようなものが見られました。
異物でしょうか?
内心ドキドキで『異物なのか・・・異物ではないのか・・・』
結果は、ニンジンとジャガイモは超音波を透すことはある程度透すことがわかりました。
不均一に透過するあたりは、不均一な加熱や加熱によって発生したガスなどによるものである可能性があり、調理方法に問題がありそうですね。水煮にすればもう少しちゃんと透るようになるかもしれません。
まあ、これ以上追求してもしょうがないかな・・・
過去ものの再掲載 1.
2004年アロカフェアーに参加して
少し前のことになりますが、7月の終わり頃、2年に1回行われる(らしい)のアロカ技術フェアーに行ってきた。場所は有楽町の交通会館で、地下鉄の連絡通路がある地下からエレベーターに乗って12階を目指した。途中でアロカの名札を付けた人がザワザワ乗ってきてエレベーターの小さな部屋はいっぱいになった。彼らの名札(社員証?)には地方の地名がいろいろ書いてあって、ある意味同期会のお祭りの様なものなのかという印象を受けた。以前はこれほどでもなかったと思ったのだが。今回で、このフェアーに出るのは3回目になる。最初行った時は知り合いの人もなく寂しい思いをしたものだった。
エレベーターをおりるとおそるおそる受付へ向かうところHさんに見つけてもらってどちらかというと助けてもらったにちかい。会場の入口で受け付を済ませ名札を首から提げて、Hさんと共に会場内を一巡して案内をしてもらった。とにかく人が多い。よく見てみると、アロカの社員が半数を占めているようにみえる。Hさんに聞くと地方で行っていたフェアーは経費の関係でやらなくなり、東京のみで行うようになったため地方からも営業などの人が来ているとのこと。先のエレベーターでのこともこれが理由なのか。
いつものSSD900~6500などはサラッと飛ばして、新しい機械α5とα10を少し見た。機械のデザインはシーメンズやPhilipsなど欧米を意識したものになっていた。青紫のパネルですか・・・。でも、このパネルどこかで見たことがある。4000のパネルで色違いだ。展示されたりした映像やその場で実際に人にあてて得られた映像だけではやはりピントは来ないもので実際に動物にあてたりさわったりしてみないとわからないかと思う。その向かえにあったのがSonoSite社(以前のATL(現Philips)から分岐)のTiTANであった。(http://www.sonosite.com/home.html)これは以前見た180よりも大きい分液晶も大きく連続波ドップラーもあるしたいした機械である。重さは3.5Kgと私が仕事で使うには全く問題がない。しかもお値段は300Kとか4000KとかでGEのなんとかBOOKを意識しているようである。デザインは何となくガンダムぽかった。
次は、研究部門で日の目を見るかどうかさえもわからない研究発表へと移動した。何となく文化祭みたいな。すごいのは渦を見ることができる方法だ。これは、渦をベクトルや等高線で見ることができるもので詳しいことは説明さえも大変なことなので機会があったらというか気が向いたらということで隣へ移動。対象の縦方向と横方向を同時の描写することができるもの、たとえば心臓の長軸像と短軸像を同時に見ることができるプローブがあった。超音波でリアルタイムで3Dを見ることができるとかというのはすごいものだ。
あと検査機器では実験動物用のCTでLa Theta LCT-100と言う装置である。分解能などはとても優れているようで、ラットの造影で肝臓内の中程度の血管まで認識できるようである。これはエキゾや鳥マニアの先生がほしそうな逸物であった。お値段は40000Kとかで、超音波装置ほどは安くはならないとのこと。いったいいくらだ!!
最後に、「肝臓と消化管を見る!」という無料の講義を拝聴させてもらった。イタリアの先生は英語で講義をした。なんと通訳なしで!!でもとてもゆっくりしゃべっていたのでわかりやすかった。日本の先生は日本語で講義、でもよくわからなかった。
大変楽しませてもらって有意義な時間を過ごすことができた。