停電

 今朝7時30分ぐらいから関東で広域停電がおきた。東京で停電なんては本当に久しぶりである。停電していかに電気に頼って生活しているかが身にしみる。テロか怪獣襲撃、宇宙人襲来などがざっと思いつく。実際は、コンピュータエラーあるいは人為的ミスなのでしょう。今回は私の住んでいる地域では復旧が比較的早く、実際に停電していた時間は30から40分ぐらいでした。でも復旧しなかったらと考えるとゾッとする。
 停電に関する情報を探そうとしても、ネットやテレビは使えない。乾電池で作動するラジオが必要だと思った。車に乗ってから、ナビのテレビを見てみたけれど「(ほにゃらら)さーん、そちらでの状況はいかがでしょうか?」の程度で、本当の状況はよくわからない。ラジオでも、電車の運休状況やわかる範囲での停電の範囲を伝えるのみ。実際に何が起こっているかはわからないのである。例の2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件のとき、たまたまテレビを見ていた私は最初単なる世界貿易センタービルの火災かと思ったし、途中から来た妻は何か映画でもやっているのかと思ったらしい。でもアナウンスは飛行機がぶつかったと言っていた。2機目の飛行機が世界貿易センタービルにぶつかったときに、やっと「テロか?」と思うことができた。しかしこれは特別な状況である。さすがにパニックを起こすことがあるので「テロです」とは報道できない。しかし、今回の停電は違う。もっと早く情報を伝えることができないのか。「これは単なる停電である」と。
 正確な情報は伝えるのは難しい。しかし、実際何が起きているのかもっと的確に伝えるべきだし、東京電力はちゃんとした情報をメディアにながす必要があると思う。でないと、テロか怪獣襲撃、宇宙人襲来かになってしまう。

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