最近話題のCT Virtual Colonoscopy (CT 仮想結腸内視鏡)

 CT 仮想結腸内視鏡検査はヘリカルCTで撮影されたデータを元に結腸部分のデータを取り出して結腸内視鏡と同様の3D画像を作り出すことで、あたかも内視鏡をしたような像から診断をすることである。画像診断はかつて二次元画像を元に診断を下すことが多かった。しかし、最近ではCTデータが詳細になったことで、この得られたデータから結構詳細な三次元画像を作り出すことができ、さらに内視鏡のような画像を作り出すことができるようになってきたことはすばらしい。もちろん使用するソフトによるところは非常に大きい。ほとんど無料のソフトはないのだが、唯一MacでOsiriXがある。これを使用するとやりたいことがほとんどできるらしい。Macユーザーではないので使用したことはないけどね。(MacでOsiriX使って、Virtual PCか何かでMicrosoft Officeを使えば医院じゃないなんて意見もある。それほどの価値がある・・・?)じゃあWindows用では?Realiaというのもあるようですが・・・使用期間中にちゃんと使えるようにならないと使わしてもらえないらしい。でもって、持っているCTのデータでちょっと小腸のガスの多いところをつかって仮想内視鏡みたいにしてみた。なんと私でもできる!!
Colonoscopy001いままで画像診断に3Dは必要ないと思っていたけれども、こんなに簡単にできるならばちょっと考え直す必要があると言える。小腸内にガスを送ることが出るならば仮想小腸内視鏡なんて簡単にできることになる。これはちょっとおもしろいと言える。
 結腸の内視鏡は何かと大変である。でもいろいろな面でCTならば楽だろうと思う。でも、浣腸は必要だけどね。問題は浣腸しても便などが全部きれいに流れ落ちないという問題である。そして、時に便はポリープと区別できないこともあるらしい。そこで専用の造影剤がああるということなのらしい。Tagitol Vなんてものもある。バリウムベースだけれどもね。なかなかね、そこまではね。じゃあすっごく薄めたバリウム造影ではいかがでしょうか?

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