検視にエコー

 「携帯エコーで検視の精度向上を」とのことで検察庁がエコーを検視に導入とのこと。3月から導入が始まっていてもうやっていると言うことなのでしょうかね。死体対象の超音波検査っていうのは非常にやりにくいと思う。その時点で殺人か事故かがわかればいいのでしょうか?本当にわかるのでしょうかね?
 死体には実際には超音波検査装置を使ったことはない。無くはないか・・・。チラ見程度はやったことがあるけれどもなかなか難しいね。死後硬直しちゃうとねどうしようもない。それに、死後変化についての知識がなさ過ぎで、見えた異常が生前のものか死後のものなのかは判定できない。腹腔内に、液体貯留があるかとかマスがあるとかならね。
 この記事に関して載っていた写真に写っていた超音波診断装置はSonoSiteである。ちょっと古いやつ。まあ、携帯型といった時点でSonoSiteでしょう、やっぱり。というか、携帯できる超音波装置ではなく携帯しながら超音波検査ができるという装置は他にはないでしょうね。でもドプラ装置は必要ないね。だって死んでいるんだもの・・・。合掌

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