良い年をお迎えください

やっと2010年が終了します。
今年は不完全燃焼気味の1年でしたが悪かったわけではありません。
やり残したことなどないとは言えませんが、こんなものでしょう。
とにかく最近では、年の区切れみたいなものにさえも煩わしく感じます。
来年の抱負なんてものは来年にしましょう。多分その時にならないと抱負なんて思い浮かぶわけがありません。
年の瀬とか師走なんて言葉は嫌いです。気持ちがざわざわします。なぜわざわざ慌ただしくしなければいけないのか疑問です。
年賀状もいやですね。必要な人には1月中にほとんどあってしまうのでわざわざ年賀状なんて出す必要もないなんて言いたくなってしまいます。まあ、郵便事業をもうけさせるための手段なのですね。これが商売だったら仕方ないかもしれませんがもういい加減にしませんか。
日本の経済は良くなる兆しはありません。このままではみんなそれなりに細々生きて行かなくてはいけません。
政治はわけがわからない状況で混沌しています。興味がわくわけがありません。
環境問題も今ひとつ世界レベルでの意見の一致が見られていません。そもそも、CO2を売買するなんて言い出したの誰だ?責任者出てこい!
ということで今のうちマイナスオーラを出し切って来年に備えます。
来年も良い年であると信じて・・・。
よい年をお迎えください。

MOなんて

Mos とっても古い超音波検査装置は、まあいいとして、未だ中堅として使用されている超音波検査装置(特に日本のメーカーで)での外部記憶メディアがMOなのである。MOは、PC関係では最近ほとんど見ることはない。メディアでさえも普通のお店では買うことができない状態である。MOを読むためのMO Driveなんていったいどこで売っているのかというほどもってのほかである。まあMOはMacで言うところのZIPやJAZZ driveといったところか。
 そのようなわけでこの仕事をしているとどうしてもMOドライブを手放せないでいる。おかげで1台のDesk top PCにはSCSIが装備されていて、内蔵型のMO driveを使用している。SCSIなんてインターフェースだって現在はほとんど使用してない。もう1台はSCSI-USB変換して外付けのMO driveがついている。(けど遅い) そのようなわけでこれらを維持するのはちょっと面倒なのである。しかしながらMOは非常に特殊なものであるらしい。この技術は信頼性および耐久性があるということで、日本の公官庁や出版業界で浴しよされていたらしい。そういった意味でも使い勝手?がよいと言うことらしい。この様にMOは世界的に見ても日本だけであるらしい。確かに、外国でMOは見つけられなかった。約15年前ニューヨークに行ったときにノートPCとMOドライブをもっていったけれども、MOのメディアを探すことはできなかった。そう言えば、友人は50枚の未使用のMAC用のフォーマットをした230MBのMOを2009年の福袋でもらった。非常に怒っていたので、私がもらい受けた。でもWindows用にフォーマットし直さなければ使用できないので面倒なのである。まあでも無料で50枚手に入っただけでも良いとしましょう。でも邪魔だったので、結構知り合いの先生にあげてしまいました。私の場合、記録と言うよりはセミナー等で使用する画像がほしかったので必要なものだけハードディスクにコピーして後は消去して使用しているので、本当は2~3枚あれば十分なのである。
 そもそもMOはMini Optical discなの?いえいえMagneto-Optical discということらしい。いわゆる光磁気ディスクである。MOは最高で2.3MBのものまであるものの、通常超音波検査装置で使用できるMOの大きさは640 Megabyteである。それでもfloppy diskの1000倍であるが、Gigabyteが当たり前の今では小さい小さい。もちろんほとんどの装置ではMOへの動画の保存はできない。動画の保存方法は、そのような装置では外付けのVHSのテープデッキだったりして。もし少し気が利いていてもS-VHSなのである。最近ではhard-disc recorderなんて言うものを使用している人もいる。
 今の超音波検査装置はいいよね。そもそもハードディスクがついていて、とりあえずそこにどんどん静止画や動画を落とし込むことができる。通常は検査全体の動画を流し込むことはできないけれども4秒間ぐらいの動画なら入れることができる。そして、検査が終わったらUSBメモリーをポチッとさせばすぐに認識してもらってそのUSBに画像や動画を移すことができる。もっと楽に記録できる方法はないものか・・・

2010年から2011年にかけての年末年始のお休みについて

2010年12月30日(木)から2011年1月3日(月)までお休みとさせていただきます。
思えばもうこともしもカウントダウンが始まったようなもので、あとちょっとで終わってしまいます。
そう言えば今年の抱負は何だったのかさえも覚えていません。→2010年1月2日(土)のブログ
New Business New Projectなんて言っていますが結局できたのはウェッブサイトの更新のみでしたね。
本当の意味で New Bussines はポシャってしまったしね。
そもそも New Project はなかったね。
ということで来年の抱負は1月の元旦あたりに考えることとします。

ブラックジャックの必要性

日経メディカルオンラインの記事で外科にブラックジャックは必要ない!
手取屋岳夫(昭和大学医学部胸部心臓血管外科主任教授)先生が書いています。
注)ログインが必要なので興味がある人は登録しましょう。医学関係者向けですが非常に役に立つ情報が多く、日頃の診療の姿勢などに役立つと思います。中には医師向けのページがあり読めません。
日経メディカルオンラインのトップページはこちら→
「職人気質が、革新的技術の導入を遅らせてしまった」と言っています。それに、「外科医に第一に求められているのは、他人に真似のできないような“匠の技”ではないはずです。そんな技は、手術ではなく手品でしょう。手塚治虫は大好きだけど、現実の外科には、ブラックジャックは必要ありません!」と結んでいます。
よくわかる気がします。外科医に限ったことではないと思います。このことは医療に携わっている多く分野が関わっていることだと思います。
医学は何を目指すのかをよく考えるとわかってくると思います。まず医学は、学問であると言うこと。これはすべての人に道が開かれていると言うことで(身体条件など適正がない場合もあるでしょうが・・・)、誰にでもチャンスがあると言えます。そのために、学問および教育を行うのであり多くの医師の医療レベルの向上に役立っているものであると言えます。世界でたった一人の外科医にしかできないような手術も必要であることは確かです。しかし、現状で様々な人間が医師や獣医師を目指している以上、誰でもできるような技術や方法の開発は重要なことであると考えます。多くの医師または獣医師(多分60とか70%)ができるような簡単でわかりやすい技術が必要であると考えます。日本の先生方の間でよく言われていることなのですが、アメリカ人は不器用なので専用の器具を使わないと手術ができないとか・・・。いやいや不器用な人たちでもその器具があれば手術ができると言うことなので、それほどすばらしいことはありません。いわゆる器用な人しかできないような技術は十分ではなく、この器具を使用すればある程度の知識を持ったほとんどの医師や獣医師がなし得るようなものが理想的と言うことでしょう。そして医学のもう一つの目的である命を救うことや生活の質をあげることにも、十分に関わってきます。様々な技術がより多くの医師や獣医師に広がって皆で知識を共有し合い同じ認識のもとで技術を行われてこそ多くの命を救ったり生活の質を向上させたりすることができさらには、その技術や器具などの値段が安くなってくると言うことになるのだと思います。
数人の医師や獣医師にしかできない医療は命を一握りしか救うことができない。多くの医師や獣医師ができる技術は、より多くの命を救うことができると言うことなのですね。単純にそれだけではないと言うことはわかっています。でもやはり、多くの医師や獣医師にできるような技術を基本とした医療を目指さなくてはいけないのでしょう。
何かまとまりのない文章になってしまった・・・。