SONOACE R3

長らく更新をしていないまま時間が経過してしまい・・・。
先日、SONOACE R3 のDMがエムキャストという会社から各動物病院あてに送られてきたものと思います。聞いたことのない装置でしたのでちょっと検索してみたところ、MEDISONという会社の装置ででした。そう言えば「SONOACE」と言えばMEDISONでしたね。DMではとっても安くなっているようなのででもデモしてみようかなと思っている矢先、往診先の先生が早々とデモをしていたので、早速インプレッションをと思います。
Sonoace_r3
この装置は取っ手がついていることからポータブルなのでしょうが、バッテリーは入っていません。でも十分軽いので、行った先でコンセントに差し込めば使えるというものですね。立ち上がりはWindows何とかが入ってる感じで立ち上がります。ハードディスクが入ってるのでしょうがどれだけの大きさが入っているのかよくわかりません。液晶の大きさは十分大きく申し分ありません。コントラストも良いと思います。しかし、画面の真ん中に超音波画像で周囲のデータ領域が大きくて、この大きさの液晶画面の良さが生かされていません。デモこれは最近の傾向で、小さく表示他方が綺麗に見えるから? (親会社のSamsungの液晶を使っているのでしょうか?Samsungの液晶ってそんなに悪くないような気がします。)キーの配置は問題なく、押し具合はちょっとゴムをぐっと押し込むような感じですが、SonositeのTitanほとは硬くはありませんでした。いずれにしても、防水のためでしょう。
デモしていたプローブはマイクロコンベックスとリニアでした。このマイクロコンベックスはちょっと大きいと思います。手が小さい人には向かないかもしれません。先端の弧は30Rぐらいなのでしょうか。かなり視野が広いと思います。通常の検査では85%に絞ってありました。画像的には我慢できる範囲でした。リニアは良好でした。(リニアが悪い装置は本当にだめかもしれませんね。)
R3_probe
裏側は写真の感じです。
R3_back
白黒専用RCA端子やDVI端子、S端子、LANなどが付いています。そしてUSB端子が後ろに2つ、本体の横に1つあります。プリンターはUSB接続のようですね。
プローブの端子は見たとおり同時に2つを刺すことができ、キーボードのボタンで切り替えることができます。
心電図は付かず、計測パッケージは心臓に関するものは見あたりませんでした。心臓を見ることは考えていないようです!!
カラードプラとパワードプラが有り、ドプラのモードはパルス波のみでした。まあ連続波ドプラをつけてこの値段は無私なようですね。思ったより腹部でカラードプラは描出されていました。後は以下参照してください。なんせ、宅配便で送られてきて自分で勝手にいじってデモすると言うことなので十分な性能が引き出せていないような気もしますが、全体的にはこんなものなんでしょう。ちなみに今回の超音波検査では毛刈りはしていません。エコージェルも使用していませんので、多少画像の劣化はあります。
Lkid
Rkidc
Tes
Mr
確かに、10年前の装置を持っているよりは良いかもしれません。院長のポケットマネーで買えると言うところが最大のポイントでしょうか。

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