行ってきました ALOKA テクノロジーフェア2006

 7月20日(木)、私には珍しく初日のALOKAテクノロジーフェア2006に行ってきました。今回の目玉は、なんと言っても場所でしょう。誰がなんて言ったって、六本木ヒルズ40階です。建物がいい香りがします。歩いている人がかっこいいです。ちょっと行きづらいですがそんなことは気にしません。だって六本木なんですから。さてそれはおいといて、本当の目玉は、液晶をメインモニターとした超音波診断装置と動物用の最高周波数13 MHzのマイクロコンベックスプローブ、コードレスプローブと言ったところでしょうか。
 液晶をメインモニターとした装置は、まだ発売前でありました。また、フルデジタル機のようですがドップラ機能はなく、まるでSSD-1000の様な装置です。本体の大きさはSSD-1000をちょっとだけ小さくしたもので、注目の液晶モニターは12.5 inc.でほぼB5ノート型パソコンと同じ大きさとなっていました。利点は知りません、安いのかもしれませんし、多分軽いのでしょう。欠点は、ちょっと大きいのと、モニターの大きさがあまりにも小さい。これからどういう位置づけになるのでしょうか。確かに、これからCRTいわゆるブラウン管のモニターはどんどんなくなっていくと思います。そうなると、液晶のモニターに頼らなくてはなりません。早く液晶モニターあるいはそれに変わる技術進歩を望みます。
 つぎは、動物用の最高周波数13 MHzのマイクロコンベックスプローブですが、まだ生産ラインにのっていないようですので、当分デモはお預けです。しかし、確かに13 MHzはちょっと魅力的で大きな利点です。このマイクロコンベックスというのもGoodです。形状は細いペン型で太いマジックインキのような感じです。先端部はちょっと太くなっていて、そのくびれの部分が4角形になっていて、指で押したような形が付いています。そこに指をあててプローブを持つというものなんですが、持ち方を決められるとちょっとやりにくいような気がします。それから、長さなんですが手で握って少しはみ出すぐらいの長さになっています。ちょっと長いのではないか?ペン型に持っても後ろははみ出てしまいます。ペンだから多分長くしたのでしょうが、寝ている動物の下から押し込んだときに動かしにくそうです。本当に持ちやすいのか?がポイントでしょうか。でも、使っているうちに慣れてしまって、持ち味なんて関係なくなってしまうのかもしれません。
 最後に、コードレスプローブです。ついに出ました。ちょっと前まで夢のような話だったのに・・・本当にできるなんて・・・ちょっと悔しい。デモにあった装置は7*7*10cmぐらいの大きさの箱がプローブとなっていて先端がちょっと出っ張っていてセクター型プローブになっていました。お尻からは細いケーブルが出ていてベルトのつけた発信装置つながっていてさらにもう一つベルトにつけたバッテリーボックス?につながっています。発信装置はこれだけ。受信装置は、無線LANのアクセスポイントのような形状のものになっていて、本体はパソコンのようなもので良さそうです。画像もとぎれることはなく滑らかに動いていました。多分技術の進歩とともに小さくなっていくのでしょう。次回のフェアに期待します。でも、簡単に盗難にあいそうですね。セキュリティーは大変そう、プローブが装置から10m離れたら警報が鳴るなどが必要でしょう。
 新しく出てくる超音波装置はデザインが良くなって来ています。確かにヨーロッパで売っている装置は大変かっこいいのですがね。日本もがんばってほしいものです。
 毎回楽しませて頂いています。それにしても、いつもお世話になっている方々長い間つきあって頂いてありがとうございました。 頂いた記念品は、過去に液晶時計や札入れなどありましたが今回はなんとバッファロー製の256MのUSBメモリーでした。それだけでも行く価値ありか!!

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