丑三つ時

 自分では送られてきたX線写真をサッサーと読んでいくつもりでも、実際にはそれほど簡単なことではないのが現状である。昼間で往診などで外出している時以外は病院に駐在しているために、保定の手伝いや電話番、受付などいろいろと雑用が入ってきて、それをかわしながら超音波検査の診断書やX線写真の読影を行う。それに、このモニターは小さいしパソコンの環境も良くないし愚痴を言ったらきりがない。夜は夜で、なかなか自分の仕事まで行き着かない。みんなが寝静まった後から、ひっそりと自分の部屋にこもってまず始めるのがお部屋の掃除、それから書類の整理、そして仕事(超音波検査の診断書や送られてきたX線写真の読影)を行う。実際に仕事に就くのが丑三つ時ってところでしょうか。そりゃもう眠い。でも本当に最近結構多いのが、みんなが寝るのを待っているうちに居眠りして丑三つ時なんてことも。悪循環だね。