最近タラミ減った

 超音波検査を勉強し始める人を教えるときに使っているのがカップ入りの小パックのゼリーである。できればフルーツ入りで、中にナタデココでも何でも入っている方がよい。だいたい一個120円からあってコンビニエンスストアーなどでも購入可能である。これらのカップゼリーは蓋となる膜は適度に柔らかく、この蓋となる膜と内部のゼリーの間に隙間がなくぴったりとくっついていて、さらにカップ内に入らないガスも入っていない。これを超音波検査装置でみてみるのである。エコーゼリーをべったりと塗ってそこにプローブをのせてみてみるとフルーツやナタデココが見えてくる。どんなものがどんな風に見えるのか結構楽しめる。
 実はこのタラミのゼリーを最近あまり見かけなくなった。通常ならセブンイレブンなどで普通にあったのみ別のメーカーのものに置き換わっていたりする。タラミがよい理由はフルーツの量が多いことだけではなく、比較的フルーツの中のガスが少ないことや、カップの形状がよく上から当てたときのアーティファクトが適当であることなどがある。他の製品の方が仕入れしやすいのか何なのかちょっと残念である。
Jelly
ちなみに、これはタラミではない。
実際にはこんな感じ
Jelly00
パイナップルなんかそれっぽいし、サクランボは種か種があったところにガスが入って、音響陰影が見られている。

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