11月の次は

Dis01
 11月は会社の会計年度の締めの月である。いわゆる決算月である。別に大売り出しはしない。でもこの時期になると会計上でちゃんとできていなさそうなことを思い巡り落ち着かない気持ちになる。仕事に身が入らないのである。まあ毎年結果として何とかなるのだけども・・・。「会計士の先生に何とかしてもらう」というのがいいのかな。
 今年の終わりももう間近であり、決算と相まって余計落ち着かない気持ちになる。いつも11月まできてしまうと、ほんの一瞬でその年が終わってしまう。そんなことを考えていてもやっぱりうまく時間を使うことができない。
 
たぶん今年もっとやれたであろう事柄を考えるとちょっと青くなる。
で、これだけはやっておかないとなんて事柄さえも出てきて・・・
もう時間がないのに始めてみたりして・・・
でっ、やっぱり時間がなくて中途半端になったりして・・・
じゃあ年越してもやろうなんておもってみて・・・
結局年明けに続かなくて・・・
なおざりになって・・・
おしまい
なんてことの無いようにしないとね。
じゃあ年賀状を早めにはじめて・・・と毎年のように思いつつやっぱり年末に慌ててやることになったりして。
年賀状やめようかな・・・
整形外科医ったら骨片のずれはなく良好とのこと。
骨折治癒まであと2週間だ!!
本当は11月は31日あると良いのだけれどもね。

今ちょっと気になるもの

 今気になるのはKindle (キンドル)である。Amazon.comで売っているのである。これは電子ブックリーダーであり今までは日本で買えなかったのだけれども、最近になってやっと日本でも買えるようになった!!
Kindle へのリンクはこちら
でやっぱり日本語に対応していない。
でもやっぱり何がすごいのかというと・・・
 どこにいても60秒足らずで新しい本が手に入るらしい (電子通信機能?を持っているらしい、3Gって書いてるから携帯電話?しかも世界中どこでも?しかもお金がかからないらしい)
 結構薄くて軽い (厚さ 8.5 mm で重さ 300 g 弱)
 280,000冊以上の本が対応してるらしい
 値段は$259.00ということで結構安い (円高だし)
 本体に1,500冊持つことができるらしい
 新聞も読めるし届けられるらしい
 もちろん表示も本と同様らしい
 それぞれの本もAmazonを通して買うことになるのだけれども本を買うよりも安い
で、「Kindle」で何をしようか、というと英語の小説を読むのはどうかなと思う。
 英語で古典や別分野(法律ものなど)のものでない限り小説を読むのはそんなに難しいことではない。特に、映画の小説化したものなどからはいると比較的読みやすい。実は、私は英語の小説を読み始めたのはインディージョーンズものの本からであった。
 それからハリソン・フォード主演の映画「ブレードランナー」の原作である。これは日本ではフィリップ・K・ディック原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」であるが、SF小説では一応有名な本である。原作は「Do Androids Dream of Electric Sheep?」といことになる。じつはこのフィリップ・K・ディックはトム・クルーズ主演の映画「マイノリティ・リポート」の短編原作「Minority Report」の作者でもある。
 英語の小説は映画から入ると情景や人間の雰囲気などが映像化されているために感情移入がしやすいこともあり非常に読みやすくなる。
でもはやく「Kindle」が日本語対応にならないかな。
近い将来なるらしい・・・が・・・

骨折した!!

 ということで、もう1週間前になるけれども運動機能低下による骨折をした。[E:scissors] まあいわゆる家の階段から落ちたと言うことだね。[E:wobbly]
階段においてあった箱を踏みそうになり、よけようとしたら落ちた。骨折は足の右側第1指基節骨近位骨端外側で外側側副靱帯による剥離骨折という感じでしょうかね。
一応、整形外科に行ったら、斜位象含め4方向からレントゲン撮って、小さい湿布を貼ってキャストパッドを足の親指と人差し指の間に挟んで、この二本の指を包帯でぐるぐる巻きにして、全治3週間とのことである。[E:gawk]
いろいろできなくなった・・・。[E:punch]
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アップは[E:shock]
Foot00201


このままでは履ける靴(ちょっとゆるめのやつ)が限られてしまう・・・。

もう今年も終わり・・・

 今年は初めが悪かったというような記憶があるが・・・。ブログを見返しても年の初めはろくなことを書いていない。で、2,009年12月は30日まで電話は通じるかもしれません。2010年1月は4日から普通に仕事をします。そのため、その間はメールにて連絡ください。
年賀状も考えなくてはね。
ちなみに来年の干支は虎である。
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X線診断の教科書

 獣医学での基本となるX線診断学のテキストは2つある。いやもっとあるけれども薦められるのは2つぐらいである。Donald E. ThrallのTextbook of Veterinary Diagnostic RadiologyとJ. Kevin KealyのDiagnostic Radiology and Ultrasonography of the Dog and Catである。著者二人ともアメリカの放射線学会では重鎮だね。
 テキストで問題となるのもちろんは内容であり、写真ではない。できる限り豊富で的確な情報が必要である。10年に1回みるかもしれないような情報も重要ではあるがそれに多くのページを割いてあるようでは意味がない。X線診断学で話題になるのは、脊椎分離症である。多分本物をみる機会はそれほど多くはない。しかし、変形性脊椎症に関しては、脊椎のX線写真をみる内の多くのものに関してみられるものである。これらの割合を教科書で見てみると、場合によっては脊椎分離症は1ページ近く費やしてるのに対して、変形性脊椎症に関しては、1段落ぐらいしか費やしていない。書いている人の興味なんて言うものも関係しているのかもしれないがこれでは駄目だと思う。
 Thrallのテキストは学生の教科書として使用されていた。馬も載っているしね。
 でもまあ、ぐだぐだ言っても全て英語だね。翻訳本もありますが・・・。高いよね。特に最近アメリカのテキストの版の更新頻度が多くなってきているような気がするので、翻訳が終わる頃には次の版が出ていたりして・・・。ちょっとつまんないことになってしまう。

X線解剖の本

 いままで多くのX線解剖の本が出ている。やはりX線検査を行ったときに性状像との比較が重要になることは言うまでもない。でも、この手の本は一般的に値段が高い。その割には撮影している条件がベストでなかったりポジションがちょっと甘かったりする。少し残念である。そんな中でも情報量が多く写真も比較的きれいなのは去年第2版がでた「An Atlas of Interpretative Radiographic Anatomy of the Dog and Cat」である。実はこの手の本は1版と2版の差がないことが多く自分でも2版は買っていないので、内容について1版のものをもとにしている。

以前から大判のハードカバーの本でドイツ語と英語で書かれたものが出版されていた。当時はほかになかったから仕方がないのであるが、いかんせん写真が今ひとつであった。画像がつぶれてしまっているのである。以下の本はそれと同じかどうかは知らないが・・・表紙がきれいなので買ってもいいかななんて思ってしまう。


と、ここまで引っ張っておいて現実問題臨床の場において、このような本を出してきて調べる時間なんてないのかもしれませんね。

鑑別診断リストの本

 前稿で画像診断の鑑別診断リストにほんのちょっと触れたけれど、それならばこんな本がある。実際に私はほとんど使用してない。必要ないというわけではないのだけれども、意見が合わないというのがいいかもしれない。肺とかの分類はパターン分類とかあるけれども、やはり分類方法が甘くこのままだと腫瘍でも炎症でも可能性ありという何でもありと一緒のことになってしまう。駄目ではない。そのため、この本は鑑別診断リストの作成が重要であると考えていてその作り方に慣れていない獣医師向けである。それがどんな人かわからないけれども・・・。所見や部位の分類の方法やそれに対するリストは問題ない。ただ所見に対する方向性が違うのである。まあ言い換えると意見が合わないということになるのである。ある意味ちょっと残念な本なのである。画像診断を志すなら持っている必要があるかもしれません。そんなに高くないしね。

 通常の症状などから鑑別診断リストがみられる本もある。画像診断とは関係ないので、一般臨床という意味ではとこっちの方がよほどためになると思う。ただ部分的には意見の合わない部分もある。けれども急いで症状などから鑑別リストを考えたいときにはとっても役に立つ。こちらの方がよく使っています。実はこの本小さくて持ち運びに便利なのである。鞄に入れてそっと出先で見ることも可能。そして、この本は本当にリストのみである。単語が並んでいるだけで文章はない。英語ができなくても単語がわかれば十分である。値段も高くない!!!。