X線解剖の本

 いままで多くのX線解剖の本が出ている。やはりX線検査を行ったときに性状像との比較が重要になることは言うまでもない。でも、この手の本は一般的に値段が高い。その割には撮影している条件がベストでなかったりポジションがちょっと甘かったりする。少し残念である。そんな中でも情報量が多く写真も比較的きれいなのは去年第2版がでた「An Atlas of Interpretative Radiographic Anatomy of the Dog and Cat」である。実はこの手の本は1版と2版の差がないことが多く自分でも2版は買っていないので、内容について1版のものをもとにしている。

以前から大判のハードカバーの本でドイツ語と英語で書かれたものが出版されていた。当時はほかになかったから仕方がないのであるが、いかんせん写真が今ひとつであった。画像がつぶれてしまっているのである。以下の本はそれと同じかどうかは知らないが・・・表紙がきれいなので買ってもいいかななんて思ってしまう。


と、ここまで引っ張っておいて現実問題臨床の場において、このような本を出してきて調べる時間なんてないのかもしれませんね。

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