消化管のCT造影剤に

牛乳が使えるのだそうだ。膵臓などの検査に向いているかな・・・。粘膜状態などはやっぱりわからないのかな。
An item commonly found in many homes – whole milk – is just as effective, costs less and is easier on the patient than a diluted (0.1%) barium suspension that is also commonly used as an oral contrast agent in conjunction with CT to examine the gastrointestinal tract, a new study finds.
The study included 215 patients undergoing abdominal and pelvic CT, said Chi Wan Koo, MD, lead author of the study. All patients were given an IV contrast media; 115 were also given whole milk as an oral contrast agent; 100 received a 0.1% barium suspension. Two radiologists reviewed all the images and scored them based on degree of bowel distension and bowel wall visibility. Adequate bowel distension is necessary to optimize resolution of the bowel wall and contents, said Dr. Koo.
The study found that the images taken of patients who were given whole milk were just as useful as the images that were taken of patients given the diluted barium, she said.
In addition, patients were given a questionnaire, asking them how well they tolerated the oral contrast agents, and a cost comparison was done. “We found that milk was less expensive, it had better patient acceptance and fewer adverse symptoms,” Dr. Koo said.
Whole milk and 0.1% barium suspension are valuable in the diagnosis of small bowel disorders, such as ischemia, neoplasm and Crohn’s disease, said Dr. Koo. They are also useful in evaluating pancreatic and biliary abnormalities.

Twitterその後

さて、ちょっと気になってきたTwitterではある。まだちょっとよくわからない。結局、
「Twitter入門でかいてることは、100フォローして1000つぶやけ」と言うことらしい。
そうすれば楽しさがわかってくるらしいのだ。
現時点でフォローしているのは68、フォローしてくれているのは11、そしてつぶやき(ツイートという)は6である。
んー。今のところ有名な人がツイートしているのを読んでいるのがおもしろい。
2010/02/26 11:55で、私のフォローしている有名人でツイートしているのは、Alyssa Milano、Bill Gates、三木谷浩史(楽天社長・会長)、水道橋博士、ピストン西沢(DJです)といったところ。
ちなみに、Bill Gatesは今南極にいて南極からツイートしてきている。
まだまだだね・・・。

コーヒーと喫茶店と集中力

「コーヒーのカフェインが集中力に関係しているらしい。」ということなので、コーヒーを飲みながらの仕事はいいということらしい。
人は集中をすると周りの雑踏が気にならなくなる。でも雑踏の中にいると逆に聴覚は音を聞き分けることができる。たとえば音楽だけ特定の人たちの会話とか・・・。そんなわけで喫茶店にいたりすることで周囲と自分を隔離することができるようになる。多分、空いているといろいろなことが気になるけれど混でザワザワしている方が集中できると思う。
そして、自分のOfficeではなくて喫茶店などにいることで気分転換できて集中できると思う。
などなどいいこといっぱい。でも、コーヒー代がかかるね。スタバはおいしいけれどもそんなに安くないしね。
なのでいつ言っても座れるスタバはとっても良いスタバなのです。
どの店舗でも店員さんが一時期よりも良くなった。(一時期ひどいときがあったよね。ちょっと偉そうだったり・・・。)
スタバとのつきあいは、アメリカからなのでもうかれこれ20年になるのかな・・・。いつも買っている豆はハウスブレンドやフレンチロースト。でもやっぱりフレンチローストだね。酸っぱくないのがいいね。
まあコーヒー中毒のようなものだね。

低線量の影響

低線量(0.5~2Gy)の放射線被曝であっても、脳卒中と心疾患による死亡リスクが高まる
と言う研究結果があるらしい。多分低線量被爆とはX線検査のレベルではなくて、コンピュータ断層(CT)検査のことなのでしょう。日本の医療では頭部や胸部などの検査は頻繁に行われるようになってきているようなので、脳卒中と心疾患に関するリスクが上昇するというのは致命的であると言えるのでしょう。通常、CTの一般検査での被爆が1Gy未満(0.2Gy未満の被爆が86%とほとんど)であることを考えると、1Gy未満の被爆が脳卒中や心疾患のリスクがあがるのかという関するデータは重要なことになる。
研究自体はデータの関係上いわゆる1Gy未満に限ったものではないので、低線量被爆のどの程度の範囲でそしてそれぐらいのタイムスパンでのことから来るリスクなのかさらなる研究に期待と言うことだね。
動物業界ではあまり関係のないことだったね。
でも、低線量の被爆でも結構人体に影響があると言うことを知っておく必要があると思う。

人と獣 医学の違い

「肋骨骨折は1本当たり125 mL出血する」らしい。
こんなことがわかっているのかと感心させられる。
犬は? あっ、体重が必要か・・・。体重が60kgの人と想定して考えているのだっけか?ってことは60kgで125mlで5kgの犬だと・・・、約10mlとなりますが・・・、5kgの犬で肋骨が折れると約10mlの出血があるかも・・・、これで良いわけ無いよね。
誰か調べてよね。
てなことが、獣医学では多すぎてね。やることいっぱいあるのに先端医療しか研究せんとはどういうことじゃ。
骨折に伴う出血量は緊急時に失血量を予想するのに役立つはず。でも動物でそこまでシビアな状況になることは少ないかな。
獣医学と医学ではやはり根本的な部分で違うと言うことやっぱりちゃんと考えて行かなくてはと思う。
やっている感じは小児科に近いと思うけれども、やっぱり動物と人では違う。
感情的な部分や社会的な部分、経済的な部分などなど・・・やっぱり違うのである。残念ながら・・・。
みんなでちゃんと話し合って、線引きとまでは行かなくてもどう違うのかいろいろな部分で考えて行く必要がある。
もちろん医学で進んでいる部分はどんどん取り入れていくべきだと思う。動物に応用していくべきであると考えている。
裁判でも不利になったりするのはこの部分なのかな・・・

セミナー方法いろいろ(超音波検査篇)

天気が悪いと、なんか調子でないね。寒いしね。
先日のセミナーは超音波検査法の実習
病院の待合室で行った。あちらこちらから先生方が集まってアロカさんからα7を持ってきてもらって行った。(いつもアロカさんにはお世話になっているのでこの場でお礼。アロカさんいつも夜遅くまでありがとうございます。)
そこの病院は症例数が多くこのセミナーに必要十分な数の症例を集めといてくれる。そして、集まった先生方に各症例を順番にα7を使用して超音波検査を行い、異常な所見やそれから考えられることなどを言ってもらって、それを私がフォローするという形である。このセミナーではそれなりの作法はあるものの、ある程度自由にそして検査を行う人のレベルにあわせてこちらがアドバイスをして行かなくてはならない。しかもこの実習に使用されている動物kたちは本物の症例でありそれなりの病気を持っていたりなかったりする。そんなものなので私もある程度見逃しや落ち度のないように注意を払い緊張していなくてはいけない。
参加してる先生方は自分ができる最大限のフォースを使って目の前にいる動物の超音波検査をするだけ。
私の見るポイントは
1. 最大のフォースを使っているか (十分の動物を観察して集中しているか)
2. プローブの接地と角度
3. プローブのあてている部位から見えている臓器の形状・大きさ・エコーレベル
4. あてている臓器の変化と先生方のコメントのズレ
5. 臓器の見落としや十分に検査できない部位
などがある。後はその時の状況に応じて「あて方」や「超音波検査的な解剖」などで考えられることなどをアドバイスして行く。
最終的には、異常から考えられるDifferential Listを頭の中に作成しておくことも重要なこと。
という形でセミナーは進んで行く。まあ、参加人数にもよるけれども1回のセミナーで2症例見られればいい方でしょう。
でもやっぱり超音波検査を教えるのは簡単ではない。
いつも思うことだけれども超音波検査法を教えるのには重大な欠陥がある。
それは「やっぱり自分であてなきゃわからない。」というものである。こればかりはどうしようもなく、なかなかいい方法が採れない。そんなもので、実習なしのセミナーのはなかなか応じる気になれない。それから持っている装置によって表示されてくる画像が違っていると言うこと。そのようなわけで、本来なら持っている装置を持って来てもらうの方が実習としては番良いことなのだけれども、なかなかそのような方法はできないのが実情である。
なんだかんだ言っても、やっぱり実習動物の確保が一番のボトルネックとなることが多い。上でやったセミナーみたいに症例の使用はちょっと珍しいと思う。(一番良い方法だと思うけれどもね)
実習用の動物、できれば犬、とういか犬。できれば大きすぎなくて小さすぎない、腹部超音波検査の実習にはミニチュア・ダックスフントやシーズーなんかは良いね。心臓実習の時はちょっと大きめでも大丈夫、太っていなければ・・・でも、胸腔の形状は丸くない方が良いかもしれない。性格が良くて、臆病じゃなくて、おおらかで、避妊や去勢手術してなくて・・・。言い出すときりがない。
装置は、難しいね。持っている装置でやるのが理想的なのだけれども、その装置がだめだめの時はちょっと困る。そんなわけでいつもお世話になっているアロカさんにお願いしなくてはならないことも多い。(いつもわがまま言ってごめんなさい。)
そのうちバーチャル超音波検査学習法なんてできたりして。3Dの犬があって、マウスをプローブ代わりに持って、あてて押したりしても画像が変化したりして・・・。
考えると楽しそうだけれどもやっぱり生モニはかなわないでしょう。

Favicon 設置

みんなやっているようなのでFaviconを設置してみた。Faviconとはファビコンといって、favorite iconのことで、ブックマークなどにホームページを登録したときに表示されるアイコンのことである。
一番大変なのがアイコンの作成、シンプルにしたつもりでも、16×16ピクセルにしてしまうとつぶれてしまっていろいろ造って試しながら結局こんなデザインになりました。深い意味はない。ただ、考えている基本色の黒と灰色を配色したかっただけなのである。
ホームページ用
Dicsas_2
まだホームページは設定してないけれどもね・・・。
ブログ用
Dicsas02_2
ブログのB である。

最近の超音波検査法って

最近寒くてあまり活発な動きができない。ダウンとか着込んでいるせいもあるけれども、結構部屋も暖まりにくくキーボードを打つ手が寒くて動きが悪い。ミスタイプが多くなると、考えていることにタイプが追いつかなくなってやる気がなくなってやめてしまう。
最近の超音波診断装置のTopicsは、いくつかあるが中でも、注目を浴びているのがしたの3つぐらい。(心臓の話は別として・・・。)
エラストグラフィ
3D再構成
コンピュータ補助診断
これらの技術はそれほど目新しいものではないけれど人医では最近診断精度を上げるのに使用されてきていているようである。
エラストグラフィ
日立メディコが乳腺の悪性腫瘍を診断するために開発した検査方法である。リニアを利用して垂直にプローブを押して戻ってくるときの目的組織の弾性によるエコー周波数の変化を画像上の色に変換してみるものであるらしい。日立はこれをリアルタイムで行うこと出るものでありアロカも提携して同様のことができることになるらしい。他のメーカーでは映像を後で加工するようなものがあるらしい。
3D再構成(再構築)
これは今までの胎児の顔などを映し出すようなものではなく組織中の構造を立体に見せることができるというものである。かつて、プローブの位置を空間で認識してその位置情報と超音波検査の画像をあわせて3Dを構成するなんてものもあったね。まあ、いずれにしても病変の位置や周辺組織との関わり合い(辺縁の状態)などをみることができる。
コンピュータ補助診断
画像処理によって石灰化の状態や形状を分類することで悪性の判定に使用することができると言うことらしい。
これらによって、悪性の判定や手術の適応についての判定ができると言うことらしい。
世の中進んできていると言うしかないね。人間での場合、脂肪や大きさが問題となって高周波数のプローブの使用が広がっていない。どちらかと言うと術中にあてて病変部の病変や血管の位置などの判定に使用されている。高周波数のプローブを使用することができれば多くのものの形状や血流の情報を簡単に得ることができる。いろいろなことに応用できそうではないか。
で、今流行の方法を動物で使えないか考えてみた。
エラストグラフィ
これはリニア型プローブで直接圧迫しなくてはならないので肋骨内はできない。我々の注目は多分肝臓の腫瘤になるのだろうけれども、肋骨の中に肝臓がある場合にはできない。脾臓や腎臓はできるかもしれない。でも、特に腎臓は硬い臓器なので中に嚢胞なんかあってもちゃんとしたエラストグラムが出ないような気がする。本当に役立つのだろうか。工夫をすればできると思う。プローブのあて方などを工夫すればできるものも増えると思う。けどやってみないとわからないと言うことは買ってみないとわからない。残念・・・。
3D再構成
やっぱり画像が綺麗に得られなければ再構成なんてできないような気がするね。毛をちゃんと剃って、麻酔をかけてなんて現実的には無理である。やっぱり手ぶれ防止機能(誰か超音波検査装置用を開発してください・・・)を応用してある程度動きの中での画像でもって3D構築していかないと駄目じゃないかと思ったりもする。これは今後に期待すればできると思うね。
コンピュータ補助診断
まあコンピュータ系の話は時間が解決してくれること多いのとは言うものの、動物におけるデータの蓄積があまりにも少ないので時間がかかりそうである。人医でのデータを持ってきても良いとは思わないので、科学の進歩を待つしかない。それまでは我々のレベルアップが必要と言うことか・・・

Twitterやる?

今更ながらTwitterをやろうか悩んでいる。アカウントはもう作成した。後はTwitterするだけというところまで来ている。さてさてどうしたものか。
そもそもTwitterとは小鳥がさえずることなのである。それが転じて人がつぶやくこともTwitterというようになった様である。
PCや携帯などでつぶやくこともそうはない。つぶやく相手も見つからない。「無駄に変な人につぶやいてもねぇ」とも思う。
オバマ大統領や鳩山首相もやっているようである。他には歌手の広瀬香美やタレントじゃないようねという感じの勝間和代、言わずとしれたガチャピン?、坂本龍一などきりがない。
さて、そんな人たちを相手にTwitterをするわけにはいかないので・・・、と言うかそう言うものでもなくはない。
Twitterがどんなものかここで説明するつもりはないけれども、と言うか説明が大変で自分でも

をかってやっと何となくわかってきているのである。ただ何となく、日本のTwitterの説明に広瀬香美と勝間和代が出ているのはちょっとよくわからない。Twitterでも「おすすめ」の中に入っている。
はっきり言って今の仕事には関係ないような気がするが・・・。
でも有効に使うとなると仕事とプライベートの境目がなくなるね。
なんだか日本でも推定500万人以上と言うことなのだが・・・。
獣医師などでさがしてもほとんど見つからなかったよ。
だれかやる?

2010年冬期オリンピック

オリンピックをやっていることは知っているけれども、テレビを見ないから、実際どの程度盛り上がっているのか実感がないね。ネットのニュースでもスノーボードの選手の態度が悪いことぐらいしか・・・。それから、上原愛子がちょっとかわいそうなこと・・・。
そもそもオリンピックには興味がないけれども、ここまでニュースが出てこないとさすがに心配になる。
今回の場所はバンクーバー、カナダである。「そうそうバンクーバーね。行ったことあるよ。」ぐらいなものである。都会だったような気がする。中国人がやたら多かったような気がする。(香港返還したとき以来らしい)
お隣のヴィクトリアという町はぜひ訪れてほしいと思う。
で、オリンピックは・・・。あまり伝わってきませんね。そうだ新聞を見てみよう。
最近はスキーにさえも行かなくなっちゃって・・・寒いしね・・・。
さて、仕事しなくちゃ・・・。

セミナー方法でいろいろ思うこと(X線検査)

先晩はいきなり再びの雪で驚いた。そして、まあ寒いこと。で、セミナーでした。
個人病院の待合室と診察室を使用してのセミナーでした。
セミナーと言っても数人の先生方が持ち寄った胸部症例を中心としたフィルムを私が読影し解説し質問に答えるという単純なものである。持ってきた先生方が順番にフィルムをビューアー(シャウカステン・ドイツ語?)にかけていって、病歴や症状、検査結果などを簡単に説明してくれる。参加した先生方にちょっと掲げられたフィルムを見てらう。(本来ならそれぞれの意見をまとめて・・・)そしてとりあえず、私が読影して、鑑別診断的なものを掲げて症例について質問をしながら私なりの意見をまとめていくというものである。
このようなセミナーは事前にどのような症例があるかは聞いておらず、内心どきどきである。
でもフィルムから得られる情報と症状・病歴や他の検査結果とをあわせて、最低限フィルムから読めること(読まなく体はいけないこと)やまたはフィルムからの情報の限界などを私なりに解説していった。(つもり)
このようなセミナーは、こちらは準備が必要ないものの、非常に緊張するやり方である。症例のフィルムを持ち寄る先生方も聞きたいことが聞けて満足いただけた?ようであり一安心である。しかしながら、私なりにはいつものことながら反省点もあり・・・、「はたしてお役に立てたのかな」という疑問がわき起こる。
本当にこのようなセミナー方法が良い方法なのか未だに疑問に思いながらやってはいるものの、本当は私が読影しているだけでは本来勉強という目的には十分に達せられていないような気がしてならない。多分私のフィルムの読み方に興味があるだと思う。とりあえず自己満足にならないようにすることが重要なのだと思う。
X線検査は、少なくとも撮影したX線検査から短時間に必要かつ十分な情報を得ることが重要であると考える。そのため、X線診断はある程度トレーニングが必要であり、私がやっているセミナーはその初めの一歩になればと思う。そのためには自分で読む練習をする必要があると思う。
理想的には、参加者に症例のフィルムを持ち寄ってもらって、全部ビューアーにかけて、参加した先生方にある程度時間を持って全症例を見てもらって意見を自分なりにまとめてから、フィルムを持ってきた先生以外の先生に読影してもらうい、その後に私が解説という方法が良いと思う。
この方法は、時間がかかるし多くの症例を見ることはできないものの、読影の練習には良いじゃないかと思う。でも、多くの先生はシャイなのであまり人前で話したがらない。まあ別の理由があってこのような方法をいやがるのかもしれないけれどもね。(症例を他人にとやかく言われたくないとか・・・もっといろいろ思いつくけれどもこれぐらいに・・・)
いずれにしても、このような方法はスライドと言うかPowerPointを使用したセミナーより、一層インタラクティブな方法でありいろいろな意味で刺激になる。まあ私としては教育専門でやっているわけではないものの、より一層良い方法を試行錯誤していかなくてはいけないと思うね。